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February 08, 2005

読解力と想像力

moai6_04 国語の教科書にイースター島のモアイ像に関する説明文が出てきた。
 モアイ像は「大きなものでは高さ二十メートル、重さ八十トンにも達する」とある。
 二十メートルというと三階建ての校舎よりも高い。
 八十トンというと普通自動車なら約八十台ということになる。
 そう考えれば、このモアイ像の大きさ・重さは相当なものである。容易には作れないし、運べないし、立てることも、安定させることも、かなり困難であることが分かる。
 「ころ」を使って10キロ・20キロ先まで運んだと書いてあるが、クレーンでさえ大変な大きさの石像である。「ころ」さえあれば容易に運べると言うものではあるまい。明らかに想像の範囲を超えているのである。
 また、いくら写真を見ても、まさかこの像が二十メートル近いとは想像できないのである(ちなみに奈良の大仏は16M)。別の書籍では「平均7・8M」とあったから、よく写真に載っているモアイはそのくらいなのであろうが・・。
 いずれにしろ、こういう数字を読んで、何らかの「驚き・疑問」が生じるのが自然(?)である。
  突拍子もない「百万馬力」だとか「百万年」とかいった数値は別にして、数値を具体的に意識できないようでは「読んだ」とは言えない。
 いくら説明文でも、数値を理解して想像すると、それなりの「驚き(感動や疑問)」が生じる。
 だから、数値を理解すると、説明文だって、十分、感想文は書ける。
 
★数値を読むということは、数値の意味や価値を理解するということであり、
★数値の意味を理解するということは数値の意味を具体的にイメージできるということであり、
★数値をイメージできるというとは、自分の知っている数値で置き換えられる

ということなのかな、と考えている。
 


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