反日デモ
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「竹島の日」の制定で韓国を刺激し、国連常任理事国入りと教科書検定で、中国・韓国を怒らせてしまったようだ。今回の中国各地での反日デモはニュースでもかなり報道された。
原因についても、いろんなコメントがあった。歴史教科書検定(の何が問題か分からなかったが)・尖閣諸島の見解から、なかなかやめない小泉首相の靖国参拝、そして中国の貧富の差のような国内での不満まで。
それにしても「謝罪」をしないで「日本側の責任」を持ち出す中国外務省報道副局長の態度はすごかった。
日本の町村外務大臣も損害賠償など強気な態度で応酬している。
教科書検定でも強気な姿勢が見られたから、いつも以上に中国や韓国は過敏に対応しているということなのだろうか。
「いつも低姿勢の日本側が謝らないので中国も戸惑っているのでは・・。」というようなラジオでのコメントも聞いた。
アメリカが今回の中国政府の暴動化放置の姿勢を批判した。
また、中国のHPでデモをあおった愛国団体が「過激な行動」を自重するよう促したらしい。
中国のマイナスイメージをおそれたのだそうで、中国政府よりも弱気だったのか、自分たちへの批判が怖かったのか、アメリカを敵に回してまずいと思ったのか。
今回の反日デモは「愛国主義」の団体によるものである。
これだから「愛国教育」はおそろしい、ということか。
「愛国心教育」は「国のために死ねる」「一度いきり立つと暴徒化してしまう」から日本では反対されるのか。
戦争を嫌う人たちは「話し合い」を強調する。
話し合いで、韓国は竹島を手放すか?中国は、尖閣諸島を手放すか?
竹島近辺には日韓の漁業権の問題があり、尖閣諸島近辺には東シナ海のガス田の問題がある。
どうでもいいような小さな島でも「存在価値」は大きい。
「話し合い」では簡単に解決しないのが現実なのだ。
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