帰化植物をネットで追究
(写真はクリックすると大きくなります)
車で通勤していると、堤防などが黄色い花で埋め尽くされていることがある。
きれいな花だから,誰かが世話をしているのかと思ったが、どうも手入れのできないような場所にも多いので、これは自然に繁殖しているのだなと思うようになった。
コスモスのような花びらの並び方であるが、春にコスモスはないでしょう。
そしてあまりの繁殖ぶりに「帰化植物」なのかと勝手に予想してみた。
しかし、写真に合致する花の名前を調べるのは結構難しい。
「帰化植物」に限定したネットの事典も調べてみた→ここ
しかし、まずは名前が分からないと調べられない。
以前、どんぐりの実から「何の木の実」かを調べようとしたが、なかなか分からなかった。
こういう時は、「歩く図鑑」のような人に聞くのが一番なんだろうが、もう少しネット検索してみようと思った。
そして、しばらく検索して写真で似ていたのがオオキンケイギク.
オオキンケイギクという花の名前が分かったのでワード検索してみる。→ここ
土手や堤防という所もぴったりで、
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「帰化植物ではあっても花が美しいので、移植されたり刈り残されたりして広がりつつある。根はよく発達し、荒地でもよく生育するので、近年は法面などにワイルドフラワーとして播種されることも多く、各地に広がっている。
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というところで、正解にたどり着いたことを確信できた(時間にして30分かかっていませんね)。
冒頭の岐阜のネット図鑑に戻って植物名を確かめたら、ちゃんとありました→ここ
明治時代から日本に入ってきているそうですが、僕は何だか最近妙に目立つなあと思っています。
以前猛繁殖していたセイタカアワダチソウが自家中毒で減っていった所に、うまく潜り込んだのだろうか。「堤防」という生えやすい場所も一致している。
僕はきれいな花だからといって放置しておくと、もっともっと増えそうで何となく脅威を感じています。
オオキンケイギクも自家中毒を起こすのだろうか。きれいな花だから人の手でもっともっと広がっていくのだろうか。
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