ネット利用37分で活字離れ?
「情報通信に関する現状報告」が提出され、ネット利用時間等が明らかになったそうだ→ここ
情報収集の手段がネット37分、新聞31分だから「若者を中心に活字離れが改めて浮き彫りになった」だと。
あほくさ。
前年のネット利用が32分、新聞利用が33分。大して変わらないじゃん。
この前年比から「活字離れ」という結論を出す記者の神経が分からない。はじめから「活字離れ」の結論ありきなのではないか。
そもそも新聞とネットで比べるのは無理がある。
新聞代金とネット利用代金は同じ程度の基本料金か、新聞の方が高いくらいだろう。
同じ金額ならネットの方が利用価値が高い。
同じニュースを読み比べられるのもネットの強み、最新ニュースの更新ができるのもネットの強み。
ネット利用が今後ますます増えるのは当然の成り行きと言わざるをえない。
しかしネットのニュースだって活字である。
ネットを利用するから活字離れという意味が分からないのである。
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