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August 15, 2005

「教育が拓く未来」櫻井よしこ

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 櫻井よしこさんのHPは鋭い。中途半端に国会議員などにはならないでジャーナリストとして鋭い指摘を続けて欲しい。
 さて 『教育が拓く未来』を木曽川図書館で借りた。この手の教育書は書店よりも図書館の方が入手しやすいことがある。
 この第一章に、OECD学力調査についてのコメントがある。
 これは前回の調査結果に対するコメントである。
 「日本の十五歳児の特徴の第一は、低下したといわれながらも正しい答えを出す率はまだまだ高いということだった。」というあたりが、今回との相違だろう。
 しかし「課題」については、前回からすでに兆候が現れている。そのことをきちんと示す証拠品という点でありがたい書物だった。
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長い段落全体の意味や目的をとらえること、または、文章で回答を書くことが際立って苦手なのだ。
・この種の問いに対する日本の子どもたちの正答率は、OECDの平均よりも驚くことに20~30パーセントも低く、最低の部類に落ちている。
・自分の言葉で答えを説明しなければならない落書きと広告についての質問では「無答」がOECDの平均で10.2パーセントだったのに対して、日本の子どもは28,8パーセントだった。
・「贈り物」と題された物語についての解説も自分の言葉で書かなければならないのだが、日本の子どもは約30パーセントが「無答」、同じ文章に暗示されている主人公の行動の理由を書かせる問いでも、日本の子どもは約34パーセントが「無答」で、答えない子、答えられない子はフィンランドやアメリカの子どもたちの5倍から7倍にのぼっている。
・(前略)それにしてもこの問いでも、日本の子どもたちの「無答」は約41パーセントで断トツに多い。他方、アメリカの子どもの「無答率」は8パーセント、他の国々の子どもたちも多くが10パーセント台にとどまっており、日本の子どもたちの沈黙がとりわけ目立つのだ。
・(家庭内の蔵書が)日本の子どもは「1~10冊」の所に10.1パーセント。(中略)各国のなかで最も高い数字である。
・55パーセントが「趣味としての読書はしない」と答えている。これも各国中、最も高い率だった。
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 無答の多さは「思考停止」と「ねばり強さの欠如」だと語る。
 今回はOECD調査に関する部分の引用にとどめる。実際紹介したい記述箇所は山のようにある。
 紹介された百マス計算・陰山メソッドについては異論もあるが、きちんと「教え込む」ことの大切さは同感である。
 また幼児用の絵本「チャイルドブック」よりも薄っぺらな教科書、という批判はまさにそうだと思った。
 教科書だけで我が子への教育が十分などと思わない方がいい。自己責任・自己防衛策として、子供には良書を与えていこうと思う。
 また、職業柄・子供への防衛策として1つ前・2つ前の教科書を入手・保管しておきたいと思う。
 算数’数学)・理科・社会など3割削減された薄っぺらな現行の教科書以前のものをきちんと置いておきたい。
 3割削減の批判は根強いので、次回改訂では戻される部分もあるかもしれない。
 となると、10年もたってみれば、今の教科書の子どもたちだけが「削減」の犠牲者になっている可能性もあるのだから。
 

 

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Comments

桜井さんは、少なくとも北方領土に関すること、東北に関すること、北海道に関することについては、しったかぶり以上の方ではありません。
こんど会ったらぶんなぐろうかと思います。

Posted by: 道民 | January 07, 2007 at 11:05 PM

そうですか・・。桜井さんは、よく勉強しているジャーナリストだと感じているのですが・・。具体的に教えていただけると助かります。

Posted by: 竹田博之 | January 09, 2007 at 10:54 PM

Pretty! This has been a really wonderful article. Thank you for supplying this information.

Posted by: seo vps | May 24, 2014 at 10:16 AM

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