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August 31, 2005

駒大苫小牧高校の暴力事件

 高校野球で優勝した駒大苫小牧高校で、部長による生徒への暴力事件が話題になっている。
 「何だ、それぐらい」と思っている人も多いと思う。

 「運動部なんだから、それぐらいあるわさ」
 「選手になれなかった部員のタレコミか」
 「殴られる生徒が悪いんじゃないの」

といった論理(援護)である。
 8月30日の中日新聞夕刊で、藤島大氏が「『暴力』に『愛』はない」として書いている。
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 殴っても教え子から人生を通した感謝をささげられるほどの
「愛情」と「人格的魅力」を有しているのなら、殴らずに同じだけの
教育を課せるに違いない。

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 鋭い指摘だと思う。でも現実的ではないようにも思う。
 「殴る」という感情を全て捨て去るほど、私は理性だけで生きられないし、教育的力量も低い。
 「教え子から人生を通した感謝をささげられよう」などと毛頭思わないし、それゆえ、
 「教え子から人生を通した感謝をささげられるほどの『「愛情』と『人格的魅力』を有している」などと思ったこともない。
 だから「殴っていい」とは思わない。「いつか殴るだろう」と開き直っているわけでもない。
 しかしながら、、一人の人間としての「感情」を考えたとき、そんなにきちんと「感情」をコントロールできるものだろうか。
 「感情」をコントロールできないなら教師失格ということか。
 藤原氏の主張は、まさにその通りで、つまりは、教師である以上「感情」をコントロールしろ、ということなのだろうか。
 怒りたい気持ちをぐっと抑えて生徒に応対できるぐらいの、心の余裕を持て、ということなのだとも言える。


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