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August 10, 2005

愛・地球博での学び

 先日、市の教育講演会で特別支援教育のお話があった。
 講演の中で「見通しを持たせる」というポイントがあった。
 「あと何分だよ」「ここまでやったら終わりだよ」というように見通しを持たせると安心して取り組めるという。
 これは何も特別支援の必要な子だけの対応術ではない。
地元の愛知万博に家族で出かけてきた。
 さんざん待ったトヨタ館では、モニター画面で「あと5分お待ち下さい」「あと3分お待ち下さい」と提示された。
 JRの超伝導リニア館では、「7分間の映像をご覧下さい」「12分間の映像をご覧下さい」というようなアナウンスがあった。
 こういった待ち時間や所要時間の提示が、待ちくたびれた体にいかにありがたかったことか。
 「見通しを持たせる」ことの大切さを身をもって感じることができた。
 『TOSS特別支援教育ML小事典』では、「タイマーになれ」という表現で、教師がタイマーを持ったり、タイマーを持って時間を提示提示してやることを紹介した。 
 「タイマーになれ」が大切なポイントだと分かっていながら、実際には授業の中で実践していないことも多い。
 「5分やろうな」と宣言しながら、時間を短縮したり延長したりすることで信頼を損ねていることもある。
 1学期の授業を振り返ってみる。
 国語の教材CDを聞く時は「何分聞くよ」と呼びかた。
 黒板に教材内容を箇条書きする時は「あと○つ書くね」と予告した。
 「ここまで書いたら今日は終わりだよ」などと言うこともあった。これは生徒に言っているというよりも自分に言い聞かせているようなものだった。
 「○○ができていたらAだよ」というように評価規準を明示するのも同じような意味合いだと言えようか。

 振り返って、もっともっと想起しリストアップしなければとは考えている。

(追記)
 万博で逆にいらだったことは「まもなく開場です」「まもなく開演です」の「まもなく」。
 あまりに「はば」があって、聞き手に何の安心感ももたせないし、場合によっては、その気にさせておいて更に待たせるという最悪のパターンで「いらだち」を誘ってしまうだけだった。
 

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