「読解力」と「論理思考」
これも『ドラゴン桜』の紹介で『論理思考の鍛え方』(小松公夫著・講談社現代新書)を入手した。
全部読んでいないが、第一章は「有名小学校入試問題から幼児期に芽生える能力因子を考える」
P23に医学部入試にまで通じる能力因子として次の7つのカテゴリーが示してある。
・推理能力・・・・物事の関係性の発見
・比較能力・・・・相対性の認識
・集合能力・・・・全体と部分の把握(事物の同質性・異質性)
・抽象能力・・・・高度な問題解決能力
・整理・要約能力・・言語を媒介とする論理性
・直感的着眼能力
・因子順列能力
P60には、「これまで述べてきた7つの能力因子は人の論理的思考能力を構成するもの」と記されている。
(そして、総合能力として「論理的思考力+コミュニケーション能力」が挙げられている)。
「読解力」が7つの能力因子とどうつながるかは、まだ理解できていない。
ただ、読み取りのテスト問題=読解力を問う問題は、7つのどの能力因子にも関わってくるように思う。
1冊読み終えるのは大変そうだが、何とか読破してみたい。
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