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October 31, 2005

「反発必至」という決まり文句

 今回の発言は、政治的意味合いではなく「メデイアリテラシー教育」の話題の1例というつもりで書いています。
 
 10月17日に行われた小泉首相の靖国神社参拝についてのニュースについて書こうと思っていたら、日がたってしまい、ネットのニュースも消えてしまった。
 それで、関連ブログを調べたら、詳しいのがありました→ここ
 そうそう「反発必至」というニュースの締めの言葉が、やたら目に付いたので、いつか書いてやると思っていたのだ。
 そもそも「・・・必至」などという予想表現が、なぜ事実のみを伝えればいいニュースで使われるのだろう。
 
 結局、こうなると中韓のマスコミをあおっているというように疑いたくもなる(こういうことを勝手に語るのは「勇み足」である。相手と同じレベルで中傷するのはよくない)。
 ただ「反発必至」というような予想記事を書くマスコミは、「靖国参拝反対」という自分の立場を表明しているようなものだ。
 マスコミ報道は「中立」と思いがちだが、そうとは限らないことの典型だ。
 
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 今日のニュースでおまけしよう。
 サプライズ人事が予想されるなどと煽ったマスコミは、今回の内閣改造の結果をどう思っているのだろう。
 マドンナ議員は小池氏・猪口氏2人にとどまり、留任や再任がいっぱい。そのような堅実な人事になることは、ある意味で当然だと思う。今更人気取りをする必要もない。衆議院は過半数あるんだから、実行力のある実力者で布陣できるなら言うことないわけだ。
 民主党の前原代表でさえ、今回の内閣は「実力者そろい」だとインタビューで答えていた。
 だからこそ、平気でトンデモ人事を予想していたマスコミは、襟を正して自粛するなり、謹慎するなり、おわびするなりして自らの報道の劣悪さを告白すべきだと思う。
 
 

 
 

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