「アガリクス」本で薬事法違反
アガリクスがガンに効くという触れ込みの出版物は、よく新聞の広告で目にしていた。
大学教授の監修で、ガン患者の体験談があるらしく、ふーんと思っていた。
そうしたら、その出版物がでっち上げで薬事法違反だという→ここ
そこまでいいかげんな書籍を少なくとも僕が知ったのは、新聞広告があったからに他ならない。
たびたび目にする新聞広告に「アガリクスはガンに効く」と刷り込まれてきたのである。
この場合、広告を垂れ流してきた新聞社の責任は何も問われないのだろうか(言論の自由・出版の自由か)。
「アガリクス」だけ検索すると、今でもたくさんの通販のサイトが出てくる。→ここ
で、結局のところはどうなんですか?
たまたま書籍が薬事法違反なだけで、実際は効果があるんですか?
それとも、ネットで販売されているアガリクスは、どれもさほど効果のない健康補助食品なのですか?
週刊誌のどぎつい広告を載せている新聞に、良心はあるのだろうか?
メデイアリテラシー(メデイアを批評する力)の教育を考える上で、考えさせられるニュースであった。
に
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