著作権の勉強
前回の発信で読売新聞の企画「教師力」の公開セミナーに触れた。
ネット上では、セミナー時の模擬授業風景が公開されている。
期間限定だから長期保存する方法を考えたくなる。
たくさんの人にみてもらいたいから、ダビングや保存する方法を考えたくなる。
そうした教師の熱心さが「著作権侵害」という大きな「悪」に手を染める結果になってしまう。
10月4日の読売新聞では、セミナーの様子が2面にわたって大きく紹介された。
僕は研究会の打ち合わせで入った喫茶店で見つけ、コンビニで入手した。
たくさんの人にみてもらいたいからとコピーして配りたくなる。
そうした教師の善意が「著作権侵害」につながっていく。
HPやブログでも、どこまで引用するか、リンクはどうするか
よーく考えなけれないいけない。
例えば詩の授業実践の公開。
詩の内容を全部紹介した方が分かりやすいが、著作権を考えると、それは避けなければいけない。
小学校の市販テストでは明治図書以外は、教材文が載せてない。
教科書を見ながらテストをすることになっている。→教材と著作権
市販教材でさえ、それほど厳しいのだという自覚を教師は持たねばならない。
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Comments
私のように、著作権法を読んでもちんぷんかんぷん
という人は、わかりやすいパンフレットを無料で送ってもらえます。
どうぞ、利用してください。
以下の6冊を是非、学校宛に送ってもらい、
学校でめいっぱい活用しましょう。
社団法人 著作権情報センター(http://www.cric.or.jp/)から、
学校教育に必要な著作権についてわかりやすくまとめた
パンフレットが無料で、配送してもらえます。
無料出版物のご案内
http://www.cric.or.jp/book/muryou.html
(1) はじめての著作権講座 著作権って何?
(2) はじめての著作権講座II こんなときあなたは?
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Posted by: Rimbaud | October 10, 2005 02:04 PM
コメントありがとうございます。
本校には文化庁監修の「インターネット時代の漫画著作権教室」が数十冊置いてあります(というか放置してあるというか)。
つまり生徒配布を前提とした冊子が全国の学校に送られており、その冊子には関連するWEBサイトも紹介されています。
「知らなかった」ではすまないのだという意識で勉強したり、呼びかけたりしていかなければなりませんね。
Posted by: 竹田 | October 12, 2005 07:54 AM