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November 21, 2005

タミフルの疑問(日本は危険な薬品を押しつけられていないか)

 医薬品「タミフル」について、現在のところ2つのニュースがある。
 1つは、「鳥インフルエンザ(あるいはそこから発生する新型インフルエンザ」の特効薬として大量に備蓄せねばというニュース。
 2つは、インフルエンザの治療に使ったために異常な事故が起きたというような副作用のニュース

 当然ながら、新型インフルエンザの特効薬として備蓄が騒がれるなら、副作用についてきちんと確認したいところだ。
 ラジオやテレビで見聞きした(つまり記憶が定かでない)ところによると、次のように言われていた。
1) タミフルには、副作用の危険性がきちんと説明してある。
2) 米国の報道によると、副作用による死亡事故は日本人だけで、大したことないような言い方である。
3) 新型インフルエンザ対策でタミフルの備蓄が叫ばれているが、世界で使用するタミフルの8割が日本。
 
→1)副作用の死亡例が日本しかないのは、大半のタミフルが日本で使用されているからではないか。
   つまり、日本人にだけ死亡例があったのは統計学的に当然の結果である。
→2)なぜ、日本とアメリカ(?)でだけタミフルが消費されるのか。
→3)鳥インフルエンザから変異して発生するであろう新型インフルエンザに効果があるという説は、どこから来た  のか。
  
 あてずっぽうで言うと、次のことが心配される。
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 他国で使われないような危険な薬が日本に押しつけられている
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 もし、そうだとしたら、結局エイズを引き起こした血液製剤と同じ道を歩むことになる。
 だからこそ、正確なニュースを入手する必要がある。そして、できれば上記の心配が妄想であったことを証明してほしい。
というわけで、ネット検索をしてみた。
 まずは、製薬会社Inhouse Pharmacy Japanのタミフルの説明→ここ
 「タミフル」は、「新型インフルエンザ」には効果がないことは、以下の説明から明らかである。
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A型およびB型インフルエンザ以外のウイルスによって起こる、インフルエンザのような疾病(例:ウイルス性腹痛、風邪、感冒、インフルエンザが原因でない呼吸器疾患)の治療におけるタミフルの効果は、証明されていません。
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 副作用の説明は以下の通り

これまでに報告された副作用には、吐き気、嘔吐、気管支炎、睡眠障害、めまいなどがあります。(副作用はこれ以外にも報告されています。詳細は医師に相談してください。)

 リンクフリーと書かれHPでタミフルの解説があった→ここ

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 ・タミフル(オセルタミビル)の添付文書には、「精神・神経症状(頻度不明) 精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、観察を十分に行い、症状に応じて適切な処置を行うこと。」と書かれてある。
 平成17(2005)年11月に、タミフル(オセルタミビル)を服用した患者2人が、異常行動を来たし、死亡していたことが、報告された(1人は、車道に走り出て、大型トラックに撥ねられて死亡し、もう1人は、マンションの9階から転落死)。
 一般に、インフルエンザでは、他の感染症に比して、発熱に伴い、譫妄状態(熱性譫妄)が見られることが多い(熱性譫妄は、必ずしも、インフルエンザ脳症の合併を意味しない)。
 このような異常行動や異常言動が、本当に、タミフルの副作用なのか、慎重な解明を期待したい。

 ・タミフルは、鳥インフルエンザにも、有効とされる。
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 副作用については「精神・神経症状」「異常行動」という言葉が登場するが、それがインフルエンザの症例である可能性も触れている。つまり安易にタミフルの副作用と結論づけるなと述べている。

 「極東ブログ」という個人のブログで既にタミフルについてニュース記事などが実に詳細にまとめられている→ここ。 
 日本でのタミフル使用が世界の76%という指摘などもあり、非常に役立つ情報満載であった。
 
 再度言う。「日本は危険な薬品を押しつけられていないか」という僕の発言が単なる妄想であってほしい。
 それが証明されるよう今後も情報収集しようと思う。
 
 
 


 
 

 

 

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