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March 23, 2006

「女王の教室」が崩壊した10の理由

 「女王の教室」の特別版が3月17・18日と放映された。
 女王(悪魔)になる前の、新規採用の阿久津真矢先生の自己紹介の場面があった。
 ああ、これでは崩壊するなと分かる代物だった。
 案の定、その後、教室は無秩序になる。
 おおざっぱに紹介するので、文責は私となる。

①「この組でみんなと楽しい思い出いっぱい作りたいと思います
という希望を語るだけでは、子どもには役に立たない。
 所信表明は「こんな子に育って欲しい、こんな子を育ててみせます」
というものでありたい。「楽しい思い出」は結果としてついてくるものだ。

②「私のことを友達みたいに思って下さい
というリクエストは、教師であることの否定でしかない。
 「私のことを平気でなめてかかって結構です」と同義である。

③出席をとるので「大きな声で返事をして下さい
と言うが、すかさず「大きな声の必要はないんじゃないですか
の発言が入り「賛成」「そうだ」の賛同の声でざわつく。
 「大きな声で返事する」ことが願いであり、1年を左右する指導事項なら
やらせればいい。「大きな声」の必要がないなら言わなければいい。

④事実、子どもの軽い抗議(アドバルーン)に、
そうか、ごめん、じゃあ普通でいいです」などと修正している。
 教師の権威も何もあったものではない。
 開始1分もたたないうちに「言えば何でも通る」ような安易な教室になってしまう。

⑤出席をとる。か細い返事に対し
「元気がないぞー」「返事をする時は相手の目を見た方がいいぞー」
希望は言うが、徹底もしていないし、強制もやり直しもさせていない。
 か細い返事でも通してしまうなら、最初に何も言わなければいい。
 これでは「教師の指示を無視しても注意されない」という事実をしみこませて
いるようなものだ。

⑥どことなく視線が定まらない。女王のような威圧的な眼力はない。

⑦「元気がないぞー」という中途半端に間延びした言い方が自信のなさを表している。

⑧ きちんとやれた子は認めて上げればいいし、たくさん誉めてられていい。

⑨できるのに「やらない子」を放置してはいけない。

⑩「やらない子」に安易に賛同する子も放置してはいけない。

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