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May 27, 2006

愛国心と教育基本法改正(3)

 「愛国心」と「軍国主義」がつながるのは、次の論理である。
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 「愛国心」があるなら、国を守り、国のために戦え。
 国を守るために戦えないヤツは「非国民」である。
 国のためなら喜んで命を捨てよ。
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 ここまでアジられたら、そりゃあ「愛国心」は嫌だなあと思わざるをえない。
 
 しかし、わが子を守るためなら命を捨てられる親はたくさんいると思う(ほとんどだと思う)。
 「わが子を守るために命を捨てる」ことと「国を守るために命を捨てる」ことは決して無関係ではない。
 「わが子」の同心円上に「家族」「隣人」がいて、「地域」があり「国家」があるからだ。
 道徳教育でも「家族愛」「思いやり」「愛校心」の延長上に「愛国心」がある。

 先にも書いたが、「愛国心」が自然に育つものというなら、「家族愛」や「思いやり」も自然に育つことになる。
 自然に育つかも知れないが、教育の現場で「家族愛」や思いやり」を賞賛するような指導を加えることは可能だし、「思いやり」教育は容認されると思う。
 「おうちの人に感謝しようね」と呼びかけることは意義がある。
 それなのに同じような発想で「国に感謝しようね。国のために働いている人に感謝しようね」と呼びかける「愛国心」教育は阻止される。
 意固地になってるとしか思えない。
 でも、うっとうしいから「思いやり」教育の推進で構わないと僕は思う。
 「家族愛」「愛校心」「思いやり」「愛国心」は、やるべきこと・教えるべきことが同じだからだ。
 
 

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Tracked on May 27, 2006 at 10:37 AM

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