心情を読みとるレベル3
国語の授業で心情を読みとるという活動がある。
「読みとる」は「想像・空想」とは違う。
確かな根拠のある部分について心情を確定していくのである。
授業では、まず3つのレベルを示した。
(1)「思った」「感じた」「気がした」といった認知の動詞が文末に示されている場合
(2)「思った」などの動詞が省略されているが独り言として「 」を付けられる場合
「 ・・なあ」と思った のように付記できる。
例 このところ、なにもかも、うまくいっていない。
この前、にじを見たのはいつだったろう。
(3)心情を含む行動表現
これをレベル3と呼んで、多めに解説をした。
「先生を見る」って何も感情は入っていないね。
じゃあ「先生をにらむ」だったらどう? 先生に恨みがありそうだね。
じゃあ「先生を見つめる」だったらどう?(教室苦笑) 先生に特別な思い出がありそうだね。
このように、行動を表す表現の中には、気持ちが含まれているものがあるんです。
(1)(2)よりはぐっと難易度が高いですね。
まあ、レベル3でも、「気がいらだって」のようにかなり簡単なものもありますけどね。
例 ためらわずに~。 上の空。 歓声を上げた。 友達を足踏みしながら待った。
Comments
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Posted by: schwindel | February 18, 2014 05:39 AM