« 「詩」を読ませる | Main | 『博士の愛した数式』(小川洋子) 新潮文庫 »

May 01, 2006

お弁当

 先週の金曜日に校外学習のような行事があった(中1)。
 市内の自然施設でオリエンテーリングや集団ゲームをやった。
 昼はお弁当である。
 教師は各自持参ということで、僕は朝コンビニ弁当を買った。
 弁当の時間になって 
「先生は愛妻弁当ですか?」
 「ううん、コンビニ弁当だよ」
などと会話をする。
 子ども達は、見た限りみんな手作り弁当だった。
 手作り弁当は見られるのは恥ずかしいところもある。
 でも、見ている側から言うと、とてもほほえましい。
保護者の方々が、朝から準備したのだな、と思うだけで感謝の念がわいてくる。
 我が家の息子が弁当だというと準備でバタバタするだけに、お弁当を用意する保護者の方のご苦労が想像できるのである。
 
 ちなみに、陸上の練習会や記録会で男子の弁当を見ていても、手作りである。
 前任校では、コンビニ弁当や菓子パンもいたので、すごくほのぼのとした印象を受ける。
 わざわざ弁当を準備していただける家庭の生徒は、たとえ記録が思わしくなくても「健やかに育っている」という気がするのである。

 

|

« 「詩」を読ませる | Main | 『博士の愛した数式』(小川洋子) 新潮文庫 »

教育」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference お弁当:

« 「詩」を読ませる | Main | 『博士の愛した数式』(小川洋子) 新潮文庫 »