事件の後始末
共同通信によれば、トラックを飲酒運転し車に追突、炎上させて女性を焼死させて逃走したとして、危険運転致死罪などに問われた運転手福永耕紀被告(36)に対し、仙台地裁は3日、懲役7年(求刑懲役8年)の判決を言い渡しと言う。
卯木誠裁判長は「被告はこれまでも飲酒運転をしており順法精神の欠如は著しい」と指摘した。
判決によると、福永被告は4月2日午前3時半ごろ、3軒をはしごして飲酒した後、トラックを運転。意識がもうろうとする中、宮城県名取市の県道交差点で信号待ちをしていた大友祐子さん=当時(36)=の車に追突、炎上させ焼死させた。
福永被告は逃走し、宮城県警は業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。
その後、祐子さんがコーチをしていたバレーボールチームの監督折原美根子さん(58)らが厳罰を求める署名活動をし、県警や仙台地検に提出。福永被告は危険運転致死罪などで起訴された。
過失致死・危険運転致死罪では、相手を殺しても懲役7年か。
しかも、飲酒運転をごまかすために逃亡したというのに。
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