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December 08, 2006

がんばれ!斉藤隆選手

 最近のプロ野球のニュースは来期の契約更改で、「夢を与える仕事」という言葉を免罪符に、一般庶民では考えられない年棒1億・2億・3億と言った数字が飛び交っている。
 松坂大輔投手の代理人はレッドソックスとの交渉を年俸1500万ドル(約17億)からスタートさせるそうだ。あたりまえだが、これは年棒金額である。ニュースを見ている子どもたちの金銭感覚が麻痺しないか心配になってしまう額だ。まあ松阪投手がごねているわけではないので松阪投手に責任はないが。

 そんな中で大リーガー斎藤隆投手の話題はさわやかだった。
 斎藤投手は昨年マイナー契約50万ドル(約6000万円)からスタートした。
 それが、来期は1年100万ドル(約1億1500万円)、出来高30万ドル(3400万円)で再契約したと発表された。チーム新人記録の24セーブで地区優勝に対する貢献度から2年目の選手としては異例の給与倍増となったのだそうだ。[夕刊フジ:2006/12/06 より]
 もちろん、マイナー契約6000万円という数字だって決して低いわけではないし、逆に来期が約1億だから安いのではないかという気もするのだが・・。
 ちなみに、新庄剛志選手は、00年オフ、阪神の5年12億の条件を蹴り、FAでメッツに移籍。契約金は30万ドル(約3500万円)、年俸20万ドル(約2340万円)のメジャー最低保障額だった。開幕戦でベンチ入りはできたが、レギュラーは獲得できず。その後はチャンスをモノにしてメッツの3番を任されるまでになった。

 現ドラゴンズの落合監督はドラフト後の契約の際、実業団の監督が契約金を上げるよう交渉しようとしたら「入ってから稼ぐからいい」と断ったのだとか。
 こうした損得勘定を抜きにしたチャレンジャーにエールを送りたくなる。
 それは、人間のモチベーションは金銭だけで上がるわけではないからだ。

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