« 「ならぬものは、ならぬものです」 | Main | 日本の人口のピーク »

December 28, 2006

「エリート」という言葉

Book_kokka_1
  『国家の品格』の中に、「真のエリートが必要」という項がある(P83)。
 「愛国心」は手垢にまみれた言葉だから使わないと藤原氏は言う。
 しかし、「エリート」は特に違和感も持たないで用いている。
 「旧制中学、旧制高校は、こうした意味でのエリート養成機関でした」とある。実際は「エリート養成機関」でなく、どう呼ばれていたのか気になるところである。
 個人的な見解で言うと、「エリート」という言葉も「愛国心」同様マイナスイメージが強く、十分手垢にまみれていると思う。たとえば「エリート」と言われて誇らしく思う人がどれくらいいるか、心からの尊敬の念を抱いて「あの人はエリートだ」と用いるケースがどれくらいあるかを考えてみればいい。
 ウイキペデイアには次のように解説している→ここ
 よい意味でのエリート養成は必要であろう。
 でも、手垢にまみれた「エリート」では選ばれる人もかわいそうだ。まだ「リーダー」の方がましだ。
 藤原氏が「愛国心」について述べたP115の一説を、そのまま「エリート」に置き換えてみる。
=================
 私は「エリート」という言葉は、意識的に使いません。手垢にまみれているからです。そのかわりに「○○」という言葉を使い、それを広めようと思っています。言葉なくして情緒はないのです。
===================
 「エリート」に代わる適切な言葉はないのだろうか。

|

« 「ならぬものは、ならぬものです」 | Main | 日本の人口のピーク »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「エリート」という言葉:

« 「ならぬものは、ならぬものです」 | Main | 日本の人口のピーク »