静脈産業
毎日、知らないことを自覚することの繰り返しである。
江戸時代の循環型社会のことを調べていたら「静脈産業」という言葉に引っかかった。
「はてなダイアリー」では次のように出てきた。
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資源を掘り出し、輸入し、加工し、組み立て、物流網に載せて販売する一連の産業を「動脈」とするならば、使い終わった製品を回収し、再利用し、あるいは再生し、あるいは廃棄することに関わる産業のことを「静脈産業」という。
静脈産業
製品の製造・配送等を行う産業が動脈産業と呼ばれるのに対し、静脈産業とは製品が廃棄物等となった後にその適正なリサイクルや処分等を行う産業を指す。また、特に、廃棄物等の適正なリサイクルや処分等を行うための物流を静脈物流という。環境白書 用語解説
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動脈に対して、静脈。
日の目を見ることの多い「動脈産業」に対して、華やかさのない「静脈産業」であるが、当然必要な分野である。
「裏方」のようでありながら大変必要だということをイメージ戦略するためにも、「静脈産業」という言葉はいいなあとつくづく思う。と同時に知らなかった自分を恥ずかしく思う。
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