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March 04, 2007

「国家の大義」(講談社+α新書)

Taigi
『国家の大義』 (講談社+α新書)、前野徹著。
サブタイトルが、「世界が賞賛したこの国のかたち」
「伝統と誇りを取り戻せば、日本は再び輝く! 歴史を通して日本の伝統、日本人の精神を語り続けてきた著者が、西洋文明の限界と野蛮性を斬り、心の内なる先人の魂を呼び起こして、日本人の精神復興に立ち上がる。」
というWEBの紹介もあった(帯かも知れない。僕は帯を処分してしまった)。
『国家の品格』がベストセラーなら、その読者にはスライドして本書も読んでほしいと思う。
『国家の品格』は、日本の失われた精神性を「武士道精神」にさかのぼって論じていた。
「国家の大義』は、もっとさかのぼって分かりやすく解説してくれている。

・元来の日本列島の気候風土
・八百万の神・神道の発想
・聖徳太子の教え
・すぐれた文化の咀嚼力

たくさんラインマークした。
元気が出る書物であるが、戦後60年の日本の動きには危惧を抱いている。
今のままでは「いけない」と警告している。
過去の日本の良さに溺れてはいけない。
次のコラムも参考に。
http://www.worldtimes.co.jp/syohyou/bk060827-2.html

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