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September 30, 2007

北九州監禁殺人事件はニュースが地味

北九州の監禁殺人事件は、日本の犯罪史上まれにみる極悪非道な事件だと言われている。
読売新聞の下のサイトが丁寧に事件を追っている。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/kankin/
 
「北九州監禁殺人事件」で検索すれば、いろいろ出てくる。 
詳細は検索してみてほしい。
事件の詳細はおぞましくて、コピペする気にもなれない。

先月の控訴審判決の日、ちらちら見ていたテレビのニュースでは扱いが地味だった。
(もちろん見落としもあるから、断言しない)
「光市母子殺人事件」の場合は、遺族のだんなさんが明確に記者会見するから「絵」になりやすいのだろうか。
当日も翌日の朝も、週末のまとめのニュースでも繰り返し報道された。
北九州の監禁殺人事件は家族みな殺しで記者会見で話す遺族もいないくらいだから「絵」になりにくいのだろうか(自分の見落としなのかもしれないが)。

「光市母子殺人事件」の加害者少年を死刑にすべきかどうかでもめている。
たくさんの弁護士がついて、「無罪」を主張している。
この弁護団に対しての批判が起きている。

北九州監禁殺人事件の松永被告も「無罪」を主張している。
そこまで殺人を示唆しておいて、それでもなお「無罪」を主張する人物の弁護団も、やはり「無罪」を主張しているのだろうか。だとしたら、いったいどういう思考なのだろう。
また、北九州換金殺人事件より光市母子殺人事件を大々的に取り上げるマスコミというのは、いったいどういう報道基準なのだろう。

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安倍さんの戦略は正しかった?

 新政権発足を受けて実施した毎日新聞の世論調査によると、福田康夫内閣の支持率は57%で、発足時比較で歴代5位となった。不支持率も支持率の半分以下の25%にとどまったのだそうだ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070927k0000m070166000c.html

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毎日新聞は4、5両日、電話による全国世論調査を実施した。
安倍内閣の支持率は22%で、昨年9月の政権発足以来初めて3割を切り最低を更新した。
不支持は65%で発足以来最多。政党支持率は自民党が17%で55年の結党以来2番目に低く、
民主党は33%で98年4月の結党以来最高で、政府・与党には参院選惨敗を反映した厳しい結果となった。
安倍晋三首相の続投表明に対しては「辞めるべきだ」が56%で、「辞める必要はない」の41%を上回った。
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という8月6日の記事当時とはえらく違う数値だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070806k0000m010126000c.html

 安倍首相の突然の辞任の会見の中で「私がやめる事で局面の打開をはかる」というようなニュアンスがあった。
 すごい。
 支持率が急上昇したんだから、安部首相の思惑通りだということだ。
 マスコミも安倍政権に比べ、歓迎ムードが漂っている。野党は具体的な批判ができないでいる(というよりマスコミが取り上げていない)。
 この支持率が「直近の民意の反映」ならば、野党は「民意を反映していないから解散総選挙すべきだ」なんて軽々しく言わない方がいい。

 http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY200709260416.html
によると、
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福田内閣支持53% 「古い自民」56% 本社世論調査
2007年09月27日00時19分
=======================
◆内閣支持率は53%、不支持率は27%だった。
◆安倍内閣の最終の支持率は、内閣改造直後(8月27、28日調査)の33%だった。
◆政党支持率は自民33%、民主25%、公明4%、共産3%、社民1%などだった。

であったことが分かる。
 民主党以外の党首が「民意を反映していない政府」を非難する姿がよく分からない。
 民意を反映しろ、というなら1ケタ支持率の政党は自ら身を引くべきではないのか。
 今、解散総選挙をすれば「自民か民主か」で2極対立になるのは当然のことで、他の野党など反自民で結託するぐらいなら最初から民主党として立候補すればいい。
 もし、反自民連合による民主党政権ができた時、共産党や社民党は民主党を最後まで支持する気があるのだろうか。民主党は共産党や社民党を受け入れる気があるのだろうか。

 反自民だけで結託して、批判ばかりしている政党は「責任政党」として認められない。
 自分は自民党を支持する気はないが、今の野党の戦略では自民党を越えられないと思う。
 福田総裁・福田首相歓迎のムードをマスコミがつくっている中で、反自民に過半数の票が集まるとは思えないからだ。

 前回の参議院選挙結果は
 自民 37 公明9  民主60 共産3 社民2 国民新2 日本1 諸派 無所属6  
 37議席とれなかった政党が高飛車に「民意の反映」などという偉そうな言葉を使わない方がいい。
 自分たちの政党支持率や参議委員選挙の結果を謙虚に受け止め、品格のある態度で言葉を吟味してほしい。

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September 22, 2007

「いじめ自殺」ではなく「恐喝自殺」!

 どこのニュース記事でもいいのだが、たまたま検索できたものを利用させていただく。
 たとえば、以下のようなネット配信記事がある。
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<神戸・高3自殺>一転「いじめ受けていた」滝川高が公表
9月21日20時57分配信 毎日新聞

 自殺した同級生に対する恐喝未遂容疑で私立滝川高(神戸市)3年の男子生徒(17)が逮捕された事件で、同高は21日、記者会見を開き、「(被害生徒は)逮捕された生徒を含む運動同好会の3人からいじめを受けていた」とする調査結果を公表した。   以下略
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 この日のNHKたTBSの夜のニュースでも「いじめ」という言葉を使っていた。
 おかしい。
 逮捕された少年は「恐喝容疑」である。
 なぜ「いじめ自殺」などという言葉でくくってしまうのだろうか?
 前日のネット配信記事も同じである。
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幾度も「ぱしり」「偽ブランド売りつけ」 高3いじめ自殺
9月19日19時9分配信 産経新聞

 神戸市須磨区の私立高校で今年7月、校舎から飛び降り自殺した同校3年の男子生徒=当時(18)=に対し、同級生の少年(17)らが金品を要求していた恐喝未遂事件で、男子生徒が少年らのグループにたびたびおごらされていたことが19日、兵庫県警の調べで分かった。また、男子生徒が逮捕された少年とは別の同級生から偽のブランド品を高額で売りつけられていたことも判明。県警は、複数の生徒から頻繁に金品の要求を受けた男子生徒が金の工面に行き詰まり、自殺に追い込まれた可能性があるとみて捜査している。
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 上記の記事は「産経新聞」である。
 産経新聞は、その前日、文科相の言葉を紹介している。

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「いじめというより犯罪」神戸の自殺で文科相が批判
9月18日13時38分配信 産経新聞

 神戸市須磨区の私立高校で男子生徒が自殺し、同級生が恐喝未遂の疑いで逮捕された問題で、伊吹文明文部科学相は18日、「報道の通りとすれば、いじめというより犯罪。警察で調べているが、どういう状況だったのか実態を知りたい」と話した。
 男子生徒の自殺は、同級生からの金を要求するメールが関係していた疑いがあるが、伊吹文科相はこの点について、「目に映ることだけを把握すればいいのではない。いじめが見えにくくなっているのは確かだが、相談できる先生、保護者がいるかどうかだ」との見解を示した。
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 いじめでなく犯罪
 いじめ自殺はなく、恐喝自殺
 「いじめ」という言葉でごまかしていると
「仲良しグループ内で、ちょっとした悪ふざけがエスカレート」
といったイメージで許されてしまう。
 
 悪ふざけのエスカレートで
・偽ブランド品を正規の値段で買い取らせたり
・下半身を写してネットで公開したり
・金をまきあげる生徒を「財務大臣」と呼んでいたり
した事実を許容したらたまったものではない。

 そのような人間関係は「友達」であるわけがない。

 「友達のふりをして近づいて陰湿な犯罪を繰り返した」

 このような表現で事件を取り上げないと、事件の本質は見えてこないし、「いじめ」に対する抑止効果にもならない。

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テロ特措法違反の疑い

9月20日(木)の「報道ステーション」で、テロ特措法違反の疑いがあるイラク戦争への給油の実態を報じていた
「テロ特措法 オイルロンダリング」で検索したら、詳しいブログがあった。

http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/305950/

 報道機関も「そもそもテロ特措法の是非を国民は十分理解していない」などと批判するくらいなら、
きちんと特集を組んで国民に知らせればいい。
 今回の「報道ステーション」のような特集がもっともっとあるといい。
 我々に選択の権利もない自民党総裁選挙などをしつこく報じたって意味がない。
麻生さんと福田さんを呼んでの番組が多いが、どうしてそこに野党党首を入れないのか。

 法律違反の目的外給油=オイルロンダリングが事実なら、現行法の延長は難しく、きちんと新法をつくればいいし、一度自衛隊撤退させて、きちんと総括すべきだろう。

 安部首相でさんざん自民党批判しておきながら、次期総裁を決める場面になったらほとんど自民党批判が聞こえてこない。福田氏や麻生氏なら大歓迎とでもいうつもりなのだろうか。
次期総裁が決まったら、すぐに国会は「テロ特措法」の議論になるはずなのだから、「テロ特措法」に問題ありと思うなら、「給油横流し=オイルロンダリング」から議論をはずさないように国民に植え付けておくことが野党やマスコミの仕事ではないのか。

 のんきに次期総裁の人柄を紹介し、にこやかに歓談し、自民党員でもないフツーの人にどちらがいいかを語らせているマスコミ報道の趣旨がよくわからない。

動画は、こちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=sEpot9Vv4Pg

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September 13, 2007

「想像力」=「思いやり」なのだ

安倍首相が昨日突然辞任した。
突然の辞任だから「敵前逃亡」「責任放棄」といった印象は否めない。
しかし、常識的に考えて、個人的な感情で「やめた」と判断したとは考えにくい。
非難の大合唱を覚悟した上での苦渋の決断であったと考えて何ら不思議はない。

さらに、想像力を働かせれば「心身の限界」だったことは容易に判断できる。
参議院選挙大敗、閣僚の辞任が続いて批判は続いていたのだ。普通に考えれば大変な心痛であったことだろう。
ならば、確かに政治の混乱・国会の混乱はある。
それでも、なお野党は、安倍首相の個人非難は謹んでほしかった。
「国会の混乱が生じることはきわめて遺憾だが、詳細は分からないのでコメントは控える。」
「政治の混乱を避けるため、早急に総理大臣を決めてほしい」
ぐらいでやめておけば、野党の品格も保てたと言うものだ。
自分たちが「やめろ、やめろ」と連呼しておいて、実際にやめたら「責任放棄」だと・・。
某党首は「ボクちゃんの投げ出し内閣だ」という下品な言葉を用いて辞任を批判した。

ひどい。

「心身の限界」という想像が働かけば、このような言葉は出てこなかったはずだ。
敗者をこっぴどく叩くような真似をするような政党に、「弱者の気持ちにたった政治」など期待はしない。

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September 04, 2007

6つの力をつける国語教科書

教科書会社の教育出版のHPを見た。

http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/tyukns/401skts.html

によると、中学校の国語では次の6つの力を育てようとしていることが分かる。

==========================
○ 学習指導要領に示された「教科の目標」から、国語科で培う力を次の6つと定めている。

(1) 想像する力
(2) 批評する力
(3) 情報を収集する力
(4) 論理的に思考する力
(5) 対話する力
(6) 伝統を受け継ぐ力
============================
 どれも大切だ。(6)だけは、授業中にどう指導していくのか想像がつきにくいが・・。
 どれか1つに絞りたくなるが、教師の個人的な趣向で生徒の能力を限定したり生徒の可能性をせばめてはいけない。
 総花的になるが、バランスが大切だと思う。

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September 01, 2007

「コレステロールに薬はいらない」(角川書店)

Photo

人間ドッグにかかって、コレステロールが高いことを指摘された。「要診断」である。
薬をもらったらすぐ下がるので、薬を飲もうかと思ったら「とりあえず体重を落として3ヶ月様子を見る」と言われた。
次の日、冒頭の新書を目にして思わず買ってしまった。
「えー」と思うような内容だった。
少なくとも「診断ー即投薬」とならなくてよかった!
・なるほど、総コレステロールで240~280くらいなら、むしろ健康なのか。
・総コレステロールの要診断の基準を240以上から220以上に下げるだけで、製薬会社は巨額の利益を上げることができるわけか。
・コレステロールが高すぎると心筋梗塞、低いとガンの死亡率が高まるのか。
・厚生省や日本動脈硬化学会の提示する220という数値の根拠が極めて怪しいということなのか。
・メタボリックシンドロームというのも新手の商法で多くの日本人に薬を売りつけるためのための詭弁なのか。

鵜呑みにせずに、疑問点も列挙してみよう。
・浜氏は、入手したデータを分かりやすく(状況に応じて)手直ししたものを提示している。その手直しの課程がよく分からなくて、情報操作されていても分からない。
・病院では今は総コレステロールでなく、悪玉の量が問題になっていると言われた。本書のように総コレステロールの数値だけ気にすればいいのかどうか分からない。浜氏は善玉・悪玉という分け方はそもそもおかしい、と言われるが、ネットサーフィンしても、なかなかそう断定してくれる資料が得られなかった。

厚生省や医学界の提示するデータが信用できないと全くお手上げだなあ。
少なくとも医薬品のコマーシャルには気をつけよう!

以下のHPなどは公平な記事だろうか。
http://www.kyoeikasai.co.jp/kpa/agent/monosiri2006-29.htm

http://www2.incl.ne.jp/~horikosi/No198.htm#

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