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October 15, 2007

これからが大事なのに

時津山部屋の親方が新しくなって一件落着のような雰囲気のニュースが多い。
それは、おかしい。
人が1人、傷害致死のような状況でなくなっているのだ。
そのことは全く解決していない。
そもそも、6月の事件が、なぜ10月になるまで放置されたのか。
これは相撲界の不祥事ではなく、警察の不祥事の問題だ。
このあたりをデイリースポーツが記事にしている。
http://www.daily.co.jp/general/2007/10/15/0000696461.shtml
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大相撲の時津風部屋の序ノ口力士、時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=の死亡問題で、遺体を解剖した新潟大大学院の出羽厚二准教授(法医学)が14日、共同通信の取材に「親方らの話をうのみにし、遺体を司法解剖もせずに返した。捜査の基本が抜け落ちていたのではないか」と愛知県警の捜査ミスを指摘した。
 遺体には多くの打撲傷があり、遺族の要請で新潟大が解剖して問題が発覚。出羽准教授は「死亡確認をした臨床医が気付かなくても、県警の検視官が傷を見ればすぐに分かるはず」と、十分な初動捜査がなされなかった可能性も指摘した。
 解剖では肩や尻などに大きな内出血が認められ、死因は打撲によるショックが積み重なった「多発外傷による外傷性ショック死」と分かった。
 6月26日のぶつかりげいこ後に死亡した斉藤さんの死因は急性心不全と診断され、愛知県警は事件性が薄いとして、けいこの現場に居合わせ被疑者になりうる可能性のあった部屋側に遺体を返還。遺体を引き取った家族が部屋側の説明に納得できず、6月28日に新潟大で解剖が行われた。
 出羽准教授は「法医学の担当者が足りなかったり手続きが煩雑だったりするため、臨床医が自然死と判断した場合は、当局側がそれに飛び付いてしまう傾向がある」と医師や捜査員の不足もミスの遠因と指摘した。
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 相撲部屋や親方や理事長につきまとうのではなく、県警につきまとって真実を追究してほしい。

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