OECD学力調査結果 ~15才の身になって考えろ~
OECD学力調査で、15才の学力が「がた落ち」だなどと騒がれている。
この報道を聞いた15才はどう感じるだろうか。
どう見たって「全否定」である。
国家の恥のような扱いをする報道に憤りを感じる。
15才は暗記中心の高校入試に必死で戦ってきたのだ。
その子たちにいきなり高校入試とは違うスタイルの学力調査をやらせ、
十分対応していない記述問題をやらせ、
その結果が悪かったと糾弾するのは、あまりにも酷である。
そんなにOECD調査に対応したければ、高校入試の問題を対応させるべきだ。
入試の動向が変われば、中学校現場は変わる。
「指導要領」が変わっても現場はなかなか動かない。残念だがそれが本音である。
現場を変えたければ「入試」から変えてほしい。
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