「言語技術」が日本のサッカーを変える。
瞬時に判断し、相手に伝える!
「ピッチの外」の革命的トレーニング.
ぶったまげた書籍だ。
サッカーが強くなるには、相手にきちんと自分の意志を伝える言語技術が必要なんだと。
なぜ、自分はこの動きをしたのかを説明できる言語技術。
相手にどんな動きをしてほしいかを説明できる言語技術。
目次は、次のようになっている。
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1章 「言語技術」に挑戦するJFAアカデミー福島
2章 実践! ことばで鍛えるトレーニング
3章 論理でパスするドイツ・サッカー――なぜいま「言語技術」か(1)
4章 世界との差は、判断力――なぜいま「言語技術」か(2)
5章 監督のことばが、選手を伸ばす
6章 論理プラス非論理――日本流サッカーの夢へ
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きちんと言葉で伝えることの重要さは、指導者でも同じことだ。
サッカーの指導者のライセンスを取得するのに、デイベートのような言語トレーニングが必修となっている。
的確な指示、指導は、明確な言語技術が基盤になる。
・・・・というわけで、いち早く言語技術に着目したサッカー協会はすごい。
しかし、これは「日本のサッカー」に限ったことではない。
日本のすべてのスポーツ、あらゆる日常生活で「言語技術」は重要なのだ。
言語技術が日本を変える。
そのような自覚の元で、言語の指導に関わっていきたい。
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