「キー・コンピテンシー」とは?
OECDの学力調査に絡み、「キー・コンピテンシー」という用語を目にした。
よく分からない。
ネットで検索したら、中教審の配付資料にあった→ここ
次のような書物があることも知った。
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ドミニク・S・ライチェン、ローラ・H・サルガニク編著
立田慶裕監訳
「キー・コンピテンシー国際標準の学力をめざして
明石書店、2006年5月、A4判248頁、定価3800円
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http://blhrri.org/info/book_review/book_r_0260.htm
の書評によると、3つのカテゴリーと9つの能力がある。
文科省の言葉と微妙に違うが、なるほどなあと思う。
1)相互作用的に道具を用いる
①言語、シンボル、テクストを相互作用的に用いる能力
②知識や情報を相互作用的に用いる能力
③技術を相互作用的に用いる能力
2)社会的に異質な集団で交流する
①他人といい関係を作る能力
②協力する能力
③争いを処理し解決する能力
3)自律的に活動する
①大きな展望の中で活動する能力
②人生計画や個人的プロジェクトを設計し実行する能力
③自らの権利、利害、限界やニーズを表明する能力
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