バイオエタノールは、セルロース系へ
話題になるバイオエタノールの成分は、トウモロコシや砂糖きびといった食糧であるため、バイオエタノールの特需をあてこんだ穀物の値上がりが食糧不足を招く事態になっている。
だから、バイオエタノールだからと手放しで喜んではいけない。
バイオエタノールが石油の代替えになったとしても、食糧の代替えになるようでは本末転倒だ。
したがって、バイオエタノールは「食物以外」の作物から得る方向が望ましい。
それは「セルロース系」と呼ばれる稲わらなど食用部分を取り除いた後の植物繊維などである。
詳しくは、こちら。
http://www2.kobe-u.ac.jp/~naomio3/researches/bioethanol.htm
ホンダが、このセルロース系バイオエタノールに取り組んでいる。
http://www.honda.co.jp/news/2006/c060914.html
この動向にも注目していきたい。
とはいえ、このホンダのニュースは2006年9月のもの。
「注目する」と言うには、あまりにも「今さら」なのである。
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