中国ギョーザ事件の影響
中国産の冷凍ギョーザに農薬(劇薬)が付着していた問題は、死者がでなかったとはいえ、あやうく死者がでるところだったわけで全くとんでもない事件だった
でも、この事件のおかげで、いくつかの事実が再確認された。
1)日本の食糧がいかに中国産・外国産に依存しているか、よく分かった
2)日本の食糧は、けっきょく「安全」より「価格」を優先していることも、よく分かった。
3)地球温暖化対策の1つは「フードマイレージ=C02の排出量の記録」であり、「輸入削減」「国産重視」「地産地消」の動きである。そのような方向に国民の目がいくようになった。
とはいえ、すぐに中国産全面輸入禁止というのは重い
国産と中国産では単価が違うから食料品が値上がりする。
しかも日本の農業の担い手の6割は60才以上というから、急に生産量は上げられない。
言うほど簡単には国産だけで食料は確保できないのだ。
せっかくの事件だ。
国民の意識が後押しするから、自給率アップに向けてアクションを進めるいいチャンスだとは思うが、道のりは険しい。
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