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May 19, 2008

日本の十代発明家~無料DVD~

Dvd

 学校にDVDが無料配布された。
 知財啓発DVD「五つの煌めき~郷土に輝く5人の発明家~」
 日本十代発明家などと言われても多くの人はピンと来ないだろう。
 でも、知れば知るほど、十代発明家はおもしろい。
 そのうちの中部にゆかりの5人の紹介。
 1人わずか5分程度だが、なかなか面白い。
 このような先人がいたことを誇りに思いたくなる内容だ。
 ぜひ、機会があれば子どもにも視聴させたい。

http://www.chubu-chizai.jp/osusume_list.php#84~中部地域の発明家5人をアニメーションと実写で紹介!~
に詳しい。
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 中部経済産業局では、中部知的財産戦略本部を設置し、地域として知的財産に関する取組水準を高めるため、知的財産の創造の重要性やお互いの知的財産を尊重する精神を広く共有する「知財マインドの向上」に努めています。
 このたび、その活動の一環として、特許庁が選定した十大発明家のうち、中部地域に縁のある5人の発明家※の発明が生まれた背景とその発明が社会に与えた影響をアニメーションと実写を交えて紹介する知財啓発DVD『五つの煌めき~郷土に輝く5人の発明家~』を製作し、管内の全小学校に配布しました。また、教育関係の公的機関・団体等へ無料配布しております。

(中略)
 
  ※ 豊田 佐吉 (木製人力織機:トヨタグループ創業者)
    御木本 幸吉(養殖真珠:三重県出身、ミキモト創業者)
    高峰 譲吉 (アドレナリン:富山県出身)
    本多 光太郎(KS鋼:愛知県出身)
    丹羽 保次郎(写真電送方式:三重県出身)

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◆本DVDの無料配布希望を受け付けております。

  配布を希望される場合は、①団体名 ②担当者名 ③連絡先 ④利用目的をご記入のうえ、
 e-mail(chb-chizai@meti.go.jp)にてお問い合せ下さい。お問い合せに対して、こちらから
 ご連絡させていただきます。
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May 06, 2008

ガソリン税率復活が問題なら・・

 ガソリン税率復活などの問題で、自民党の支持率が急落しているそうだ。
 それはそうだ。さんざん負担が増えて、なお支持率が増えるのは極めてレアだろう

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02036779/1.htm
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「福田辞めろ」の世論が沸点に達している。

 ガソリン暫定税率復活を受けて朝日新聞が4月30日夜~5月1日夜に行った全国緊急世論調査(電話)で、内閣支持率は前回調査(4月19~20日)の25%から20%に急落した。

 政党支持率は、民主が22%→28%に急増し、26%→24%に落とした自民を逆転した。

 次期衆院選比例区の投票先についても、民主が39%で自民の22%を大差で引き離した。こうした状況に自民党執行部内では「選挙ができない」「10%台になったら完全にアウト」という悲鳴も上がっていると報じている。

 日経新聞が同日行った緊急調査でも内閣支持率は21%と、前回調査(4月中旬)から8ポイントも低下。日経が森内閣末期の01年2月に行った16%に近づいている。一方、不支持は9ポイント上昇して68%に達した。政党支持率も民主党36%、自民党33%で逆転した。

【2008年5月2日掲載】
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 自民党の支持率が急落するという事実を否定するつもりはない。
 しかし、である。
 ならば、問いたい。
 ガソリン税率復活を叫んでいた宮崎県知事の支持率は急落したか。
 ガソリン税率復活を求めた都道府県の知事の支持率は急落したのか。
 マスコミは、自民党を糾弾するなら、自民党にガソリン税率復活を要求した都道府県知事も糾弾すべきだ。
 そこまでしないのは、マスコミにとって自民党は「遠い敵」だから批判しやすく、都道府県知事は「身近」だから敵にしたくないのだ。
 と疑われても仕方ない。
 まして宮崎県知事は批判したくないのだろう。そう思われても仕方ない。
 地方はガソリン税率を見こんで今年度の予算を組んだから、今さら減額されても困るのだと主張した。
 自民党は、この主張を受けてガソリン税率を復活させたはずだ。
 その部分をきちんと詰めていったら、批判すべきは「地方」でもあるのだ。
 「文句を言うなら都道府県知事に言ってくれ」と言わなかった福田首相はむしろ潔い。
 逆に言うならば、ガソリン税率復活を主張した都道府県知事は、はっきりと民主党批判をし、民主党からの決別を叫ぶべきだし、「地方は民主党の意向に反対だ」といった言質をマスコミは確認すべきだ。
 
 庶民の目線に立てば、ガソリン税率の復活はN0に決まっている。
 ガソリン税率復活反対を叫べば、庶民の味方に見える。それは当然だ。
 しかし、大所高所に立った意見を提示して、本当に必要な負担は何かを理解させていくのもマスコミの大切な責務だと思う。
 
 前にも書いたが、ガソリン税率を完全復活した理由は自分には分からない。
 25円の中に無駄が含まれているなら、20円だけ復活させるという方法もありうるのではと思うからだ(素人としては)。
  そのような素人の発想が「大アマ」と言うなら、自民党にも民主党にも新聞にもテレビにも、もっと高級なアナウンスを求めたい。
 庶民に迎合するように「怒り心頭」といったトーンでのみ報道する方法は、結局庶民をバカにしている。

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May 04, 2008

観光教育は大事な仕事

 「観光立国」というのは、これからの教育の大切な柱の1つになる。
 諸外国に工業製品を買ってもらうのも、日本に観光してもらうのも同じように日本の収益になる。
 だからこそ「観光」は「観光資源」とも呼ばれる。 

 春休みに家族で伊賀に行った。
 伊賀市は、観光が整っていて大いに感心したが、なかなか記しておけなかったので、復習のつもりでまとめてみる。

(1)伊賀=忍者
 伊賀忍者という「売り」を全面に出している。伊賀上野Ninjaフェスタのポスターが掲げてある。
何人かの子どもが忍者の衣装をレンタルして歩いている。
 忍者屋敷を見て、忍者ショーを見て、手裏剣の実演も体験した。
3つとも有料だが、「伊賀しかない」と思うから、喜んでお金を払った。たくさんの観光客でにぎわっていた。
(2)伊賀城
 お城はついつい見学してしまう。やはり高いところから見る景色はいいし、ましてお城は市内を一望できる位置にあるから、お城は「展望台」としての機能も高い。
(3)だんじり会館
 たくさんの山車が陳列してあった。ここは観光協会事務局にもなっていて、おみやげ売場が充実していた。
 伊賀のおみやげには何があるかが、よーく分かった。
(4)伊賀=松尾芭蕉の生誕地
 芭蕉にゆかりの「みのむし庵」という所も立ち寄った。俳句の応募ポストがあったので息子は投函した。
 関する施設も行った。しかできなおい
(5)神社・寺院
 食事をした近くに「上野天満宮」があったので、お参りした。寺町といっていくつかの寺院が建ち並んだ通りも歩いてみた。
(6)まちなみ
 車で通過しただけだが、町並みに統一感があった。パンフによると江戸~昭和初期の各時代の歴史を伝える建物が残されているのだそうで、銀行やお店も、古めかしい作りになっていた。「武家屋敷や近代洋風建築も多く、まち全体が建築ミュージアムといえます」という謳い文句がよく分かった。
(7)パンフ・マップ
 「伊賀上野絵地図」はお店紹介も含め分かりやすいもので、多くの観光客が絵地図を持って歩いていた。
 「伊賀上野城下町MAP」は、もう少し学術的な香りのする解説マップ。
  解説項目は「伊賀上野城下町」「まちなみ・町家」「松尾芭蕉」「茶文化」「伊賀焼き」「伊賀忍者」「伊賀牛」「豆腐田楽」「伊賀くみひも」
  伊賀上野観光協会のHP

(8)伊賀検定
 最近あちこちで「ご当地検定」が行われている。伊賀学・伊賀検定もあるらしい。
 
 さて、これらを春日井市にトレースして考えてみる(といっても、自分は春日井市出身者ではないので、穴が多い)。
 それは、教師が全て埋めてしまうのではなく、たとえば6年生に、「これらの春日井版を作りとしたら、どうなるかな?」と考えさせればいい。


(1)伊賀=忍者なら春日井は????
 分からない。春日井で観光ポスターを作るとしたら何を「売り」にするのだろう。
 観光客が喜ぶ手裏剣体験のようなものは???

(2)伊賀には伊賀城があるが、春日井にはない。
 お隣の小牧市には小牧城があるし、尾張旭にはスカイタワーがある。
 お城はないが、「展望」でいうと春日井市役所の11Fの展望レストランと東海自然歩道の道樹山の山頂だな。

(3)伊賀には「だんじり会館」がある。春日井市は「小野道風記念館」か。
 いちおう有料施設だが、殺伐としている。もちろんおみやげコーナーはない。
 そもそも春日井にハッキリおみやげと言えるはあるのだろうか・・・。
確かに「サボテン生産日本一」なんだけど・・・http://babu.jp/~kasugaisn/saboten/index-sabo.html

(4)伊賀=松尾芭蕉なら、春日井は書家の小野道風ということになるが、インパクト弱いかなー。
 イベントとして書の大会はある。
 
(5)春日井の神社・寺院
 ヤマトタケルが立ち寄ったと言う内々神社は閑散としている。密蔵院も。
 鷹来小学校の脇の伊多波刀神社もなかなか立派だけど地味だな~。
 
 (6)まちなみ
 鳥居松商店街は少しだけ町並みに統一感があって、昔の雰囲気を残している。
 でも、観光客の来るほどの珍しさはない。
 日本の代表的なニュータウンである高蔵寺地区。
 高蔵寺ニュータウンをん活性化しようというイベントはあるが、内向けであって観光客を想定した外向けイベントではない。

(7)パンフ・マップ
  観光課に案内図があったとしても、駅前にでも置いてないと意味がない。
  商工会議所のHPにマップがある。
   http://www.kcci.or.jp/kanko/index.html
(8)検定
 最近あちこちで「ご当地検定」が行われているが、春日井で作るなら、どんな問題が考えられるだろう。
 そういえば、自分が新任の頃、「春日井カルタ」があった。これも春日井のキーワードを集めていた記憶がある。
 どこかで探して、何がPRされていたか確かめてみよう。


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May 03, 2008

広重とモネ

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印象派の先駆者となったモネ。
浮世絵に影響を受け、日本の文化に興味を持っていたことは有名。
「睡蓮の池」の太鼓橋を描いた作品は、歌川広重の亀戸天神境内とよく似ていることが分かる。
シャープのCMにも、モネの「睡蓮」が特集されていたようだ
http://www.sharp.co.jp/aquos/meiga/monet/index.html

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