「雪」のイメージ
雪
三好達治
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
現在、6年生の国語の教科書(東京書籍)に掲載されている。
正直言って、多くの先生が、何をどう指導したら困ってしまう詩だ。
さまざまに読める詩であって、無理に1つのイメージに確定しなくてもいい詩なのだと思う。
先日、NHKで東山魁夷の絵が紹介された。
その中の「京洛四季」の中の「年暮る」。
個人的には、三好達治の「雪」は、このようなイメージなのかなあと思った。
もちろん確定はできないし、押しつけるつもりもない。
ただ、どうイメージしてよいか全く検討がつかない子には、この絵なんかどう?と提示してみたらどうだろうか。
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