春日井市と中部大学
春日井市にある中部大学を会場にして夏期研修会が開催された。
現代教育学部を開講した中部大学は、今後も春日井市教育委員会と連携していく方針だそうで、
立派な施設を利用するといった物的な交流だけでなく、教育実習生・スクールサポーターのような人的な交流も行われるのだろうと思う。久しぶりに大学の学食に入り480円で立派なランチも食べられた。
以前、どこかのニュータウンで人口減を食い止めるために、大学生・留学生の入居を勧めているというニュースを聞いた。
ネット検索してみた。
多摩ニュータウンの話題では「外国人との温かい交流」と題する次の記事があった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/feature/hachioji1197541850504_02/news/20071214-OYT8T00921.htm
千里ニュータウンだったかもしれない。
次のような取り組みをしている。
http://www.toshisaisei.go.jp/05suisin/kinki/04suisin/h18/11.html
まちびらきから40余年を経過した千里ニュータウンでは様々な問題・課題が顕在化している。公的住宅の計画的更新など再生に向けたハード面の整備とともに、福祉・教育・環境などのソフト面では、地域の多様な主体(住民、大学、NPO、企業など)が智恵を交流させ、行政と協働しながら、市民レベルの活動を成熟させていくことが重要である。このような活動の先駆である「ひがしまち街角広場」、「大阪大学」と地域との連携、「千里・住まいの学校」の活動を発展させ、“様々な主体の普段着の智恵の交流拠点”を形成するとともに、高齢者等の緊急の課題である住み続け・住み替えの情報バンク整備と相談会のモデル実施を行い、拠点の継続的確保とコミュニティビジネス化について検討した。
日本3代ニュータウンと呼ばれた「多摩・千里・高蔵寺」。
高蔵寺ニュータウンでも高齢化や人口減が問題になっている。
http://www.toshisaisei.go.jp/05suisin/kinki/04suisin/h18/11.html では、次のように解説されている。
高度成長期に建設された郊外のニュータウンで今、「オールドタウン化」という、耳慣れない現象が深刻化しつつある。特徴は、住民の高齢化と、地区内商店街の衰退である。
中部大学等の学生を受け入れる形で、うまく連携すれば、全国のモデルになりうるかもしれない。
北名古屋市は名古屋芸術大学と連携して、学生の彫刻作品を景観の1つとして町並みに配置している。
「アートエリアロード」と呼ばれている。これも立派な大学と市町村の連携だ。
若者は夜中にコンビニでたむろすれば確かに迷惑だが、若いエネルギーは街を活性化させる。
若いエネルギー満載の大学と市町村との連携は、町おこしの起爆剤になるのだと思う。
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