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August 05, 2008

200勝の重み

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プロ野球の投手は、よく200勝を目標にします。
1年の最多勝では、よく20勝が目標とされます。
めったにできない20勝を10年続けてようやく200勝。
投手が目安にする2桁勝利=10勝を20年続けてようやく200勝です。

さて、ある投手の場合。
高校からドラフト5位で入団して
 1年目0勝・・・登板なし
 2年目0勝・・・登板なし
 3年目0勝・・・1試合登板
 4年目0勝・・・3試合登板

どうでしょう。松阪やマー君やダルビッシュなら1年目から2桁勝利です。
ここでプロ野球を断念する選手も多いことでしょう。
事実、この選手も整理対象にされかかっており、5年目の春のキャンプで、そのまま野球留学の形でアメリカに残されてしまったのです。
さいわい、ドジャースのコーチの厳しいアドバイスの成果でカーブに磨きをかけた彼は、新たにスクリューボールも覚えて帰国。後半戦から5勝してチームの優勝に貢献しました。
 5年目 5勝・・・・通算 5勝
 6年目 9勝・・・・通算14勝
 7年目10勝・・・・通算24勝
 8年目 6勝・・・・通算30勝
 9年目13勝・・・・通算43勝
10年目17勝・・・・通算60勝(最多勝)
11年目19勝・・・・通算79勝(最多勝・沢村賞)
12年目 2勝・・・・・通算81勝
13年目 7勝・・・・ 通算88勝

11年目に19勝で最多勝をあげた翌年の2勝、続く7勝。
数字だけ見れば世間では「そろそろ終わりかな?」と思うところです。
しかし、次の年に再び18勝で最多勝をマークします。

14年目 18勝・・・通算106勝(最多勝)
15年目 9勝・・・・通算115勝
16年目 8勝・・・・通算123勝
17年目11勝・・・・通算134勝
18年目10勝・・・・通算144勝
19年目 7勝・・・・通算151勝
20年目 9勝・・・・通算160勝
21年目13勝・・・・通算173勝
22年目 7勝・・・・通算180勝
23年目11勝・・・・通算191勝

23年目で史上最年長のノーヒットノーランの試合を達成し191勝をマークした彼は、翌年には200勝達成確実と騒がれました。

結果は
24年目2勝・・・通算193勝。

この年は、何度も勝利投手のチャンスをつぶしました。
24年目41才での2勝です。。
そろそろ年齢の限界だと思われても無理はありません。
200勝目前で引退かも、という噂も流れました。

しかし、今年の8月4日、ついに7勝目をあげました。

25年目 7勝・・・通算200勝。

すばらしい結果です。
「大した素質もなく入ってきたぼくを、周りの方々の指導でよくここまでのピッチャーにしていただいたなと思う。」
「野球に対してはうそをつかない。そう思ってやってきた。さぼったら成績に跳ね返ってくるんだと」。
というインタビューの言葉がすばらしいです。

中日ドラゴンズの山本昌弘投手。
プロ野球史上最年長の完投勝利で史上24人目の200勝投手となりました。
2桁勝利と日本シリーズ優勝をめざして、今後も投げ続けるそうです。

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