オリジナルな読書感想文
中日新聞8月4日の高校生判のページに「感想文“盗用”嘆く先生」「ネットから安易にコピー」という記事が掲載された。著作権フリー・ばれたら自己責任の感想文の見本サイトは自分も見たことがある。
私のこのブログでさえ、読書感想文のヒントにするためかと思われる訪問者が多い。
しかし、前回書いたような読書感想文の基本形を考えたら、ネットの引用や本の解説を参考にして書ける部分は半分にすぎない。
読書感想文は
◆読書によって触発された自分の学びや主張を書く
◆ストーリーから想起された自分の体験を書く
を入れていくことが望ましい。
どこにでもあるような解釈や作者紹介・時代背景などに終始した感想文は不合格です。どんなに高尚な解釈でもそこに「自分らしさ」がないと疑われます。
だれもが想起するするような体験話を加えた感想文も「イマイチ」です。どこにでもある苦労話や失敗談では盗作を疑われます。
「自分しか書けない体験話・自分しか感じない思い」で勝負する。それが読書感想文の基本です。
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