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November 02, 2008

「見た目で入試不合格」は、いけないことか?

 「見た目で入試不合格」のニュースについて、むしろ擁護の立場の意見が続出しているらしい。
http://news.cocolog-nifty.com/cs/catalog/cocolog-news_article/catalog_blog-200810311910_1.htm?s=app

 大事な入試であるならば全力を出すのが当たり前。
 全力の1つが学力テストであり、面接の口の聞き方であり、当日の身だしなみである。
 以前勤務した中学校では、授業にほとんど出ないで体育館脇でタバコを吸うような生徒も、入試の当日はほかの生徒から標準服を借りた。頭髪も黒くして行った。
 それをしないで受験するというのは、挑戦・挑発としか思えない。
 もともと合格する気がないのか、自分の服装や身なりを変えてまで合格する気がないのか、「不合格に出来るもんならやってみろ」と思っていたのか、「成績はいいんだから不合格になるはずはない」とタカをくくっていたのか。

 受験日に頭髪や服装をきちんとできない生徒と真面目に受験して高校生活を送る生徒たちと一緒にしたら、他の生徒がかわいそうだ。逆に言えば「どうして、あんな格好の子が合格できるのか」という批判だって起こりうる。事実、入学した生徒の保護者からは不合格生との救済措置に抗議の声が上がっているとラジオのニュースで聞いた。

 もちろん、公立高校の入試だ。税金で維持しているのだから安易に不合格を出してはいけない。
 批判する理由も分かる。
 選考基準以外の事情で合否を決めるのはおかしいと言われれば、そうかもしれない。
 面接の配点が多くて、服装や頭髪・まゆ毛も選考基準に入ることがあらかじめアピールしてあればよかったのかもしれない。
 それにしても、である。
「服装や頭髪・まゆ毛の不備は合否に関与します」などということは、ほとんど暗黙の了解だし、日本ではごくごく常識であるはずだ
 そのような常識を持ち得ない生徒が、選考の末に不合格になるのは、仕方のないことだと思う。
 内部告発で事態が分かり、校長先生は懲戒処分らしい。
 なんとも情けない世の中である。

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