ジャパニメーションは日本の誇り
地元中日新聞の連載「早坂隆のニッポン三面鏡」は、毎回、日本のよさを紹介している。
11月12日は「ワーナーが日本アニメの映画化権を獲得」。
十月、アメリカ誌『ハリウッド・レポーター』は、ワーナー・ブラザーズが川尻善昭真原作のアニメ『獣兵衛忍風帖』の映画化権を獲得したことを報じた。とある。
映画化のプロデューサーはレオナルド・デイカプリオで、彼は実写版の『AKIRA』のプロデュースも決まっているのだとか。
◆日本のアニメやマンガが世界的に評価され、「ジャパニメーション」などと呼ばれてすでに久しい。アメリカ紙『ワシントン・ポスト』が「クールな帝国・日本」という特集記事を掲載したのは、四年前のことである。
(中略)記事では日本について、「地球上最もクールな国だ」と評し、「文化が(製造業を凌駕する)日本最大の輸出品となった」と記した。
◆韓国の『朝鮮日報』は今年五月の記事で「『魅力』を売るクールな日本」と題し、「韓国人が意識しない間に、日本は経済大国を脱皮し、『文化大国』に変身した。今、日本は世界で最も魅力的な国として通じている」と書いた。
◆戦後、製造業を軸として他に例のない経済発展を遂げてきた日本だが、近年それにソフトコンテンツが加わった。
・・・と、がんばって視写する気持ちで打ちこんでみた。
「20世紀の浮世絵=ジャポニスム」「21世紀のアニメ=ジャパニメーション」は初耳ではないのだが、改めて読むと、やっぱり誇らしくなる。
で、原典を探ってみたくなる。
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/10/post_475.html
獣兵衛忍風帖』は、1993年に製作された長編劇場アニメである。川尻喜昭監督でマッドハウスがアニメ制作を行なった。忍者同士の戦いを描いた伝奇SFで、国内以上に欧米地域で高い人気を得た。
日本アニメが90年代に海外進出する際の代表的な作品として、多くのクリエイターに影響を与えたとされている。それだけに海外での実写映画化の噂が絶えなかったが、ワーナーとディカプリオ氏が製作に乗り出すことになったようだ。
・・・続いて朝鮮日報は以下の記事である。
http://www.chosunonline.com/article/20080505000025
http://www.chosunonline.com/article/20080505000026
朝鮮日報が「日本経済は、もはや製造業だけの経済ではない。無形の国家魅力と文化的価値で金を稼ぐポスト・モダン経済に転換した」と評価している。
日本が日本文化のすばらしさを自覚しないままでいる場合ではない。
日本のすばらしさを韓国が脅威と受け止めていることを、もっともっと自覚すべきだろう。
・・・・ちなみに中日新聞の早坂隆氏の記事は、上記の朝鮮日報の記事をかなり流用している。
流用と書いたのは、明確に引用でない箇所にで、朝鮮日報と同じフレーズが見られるからだ。
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