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November 03, 2008

ガソリン値下げで変革のチャンスを失ったのか

 高速料金を1000円にするという愚策については下記に書いた。
http://take-t.cocolog-nifty.com/kasugai/2008/11/post-116e.html
 福田首相がガソリンの暫定税率撤廃しなかった理由の1つが「ガソリン消費の抑制」だった。
 環境問題や将来のエネルギー不足を考えると、安易にガソリンの価格を下げて消費量を増やすのは問題があるという見解だ。
 その通りだ。
 だから、ガソリン価格が200円近く上がった時は、脱石油社会・省エネ社会に移行するためのチャンスだった。
 たとえば
◆(批判があることは承知だが)バイオガソリン・アルコール燃料の普及に向けて1歩進むとか
◆さらなる低燃費自動車の普及に向けて1歩進むとか
◆ガソリンを使わない電車やバスなどの交通網の整備がもっと進むとか
◆日本の最先端の環境技術で「脱石油社会」を目指す世界のリーダーにあるとか
◆輸送費と輸送によるCO2を削減するため、地産地消や国内生産がもっと進むとか
があるかなあと思っていた。
 思っていたら、ガソリン価格は、ずいぶん下がってきた。
 1リットル140円近くになってきたから、元に戻った感じ。
 そして、さらに、高速道路の利用を促す「1000円高速」の提言。
 市街地の車の集中を高速に移して渋滞を減らしてCO2削減させる、という趣旨ではない。ただただ利用を促進し、消費拡大をねらっているだけだ。
 環境サミットが終わったから、もう脱石油社会を目指さなくてもいいのか。
 ガソリン価格が下がったから、もうバンバン消費すればいいのか。
 このような節操のなさが情けない。 

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