「貧困ビジネス」のおそろしさ
11月4日(火)放送されたNHKの『クローズアップ現代』は悲しくて厳しい現実だった。
援助か搾取か “貧困ビジネス”
今、年収200万円以下の人は全国で1000万人以上。こうした低所得層を対象にする「貧困ビジネス」が横行している。「敷金ゼロ・礼金ゼロ」を謳い文句に貧困者を誘い、家賃を少しでも滞納すると違約金の支払いを迫る不動産業者。住所不定で就職が難しい人を、「住民登録」できることをPRし長期滞在させるネットカフェ。ホームレスを住居に入れ、「生活保護費」を申請させてその大半を受け取る"福祉"をうたう宿泊所。逃げ出すと生活保護費を失うことになるので、脱けられなくなっている人も多い。
貧困ビジネス業者は、ホームレス対策が遅れているなどの地域に進出、セーフティネットの不十分さが浮き彫りになっている。格差の広がりとともに増殖を続ける「貧困ビジネス」の実態に迫る。
(NO.2654)
内容は次のサイトに詳しい。http://blog.hix05.com/blog/2008/11/post_814.html
東洋経済オンライン10/31付のニュースには、ゼロゼロ物件について詳しく載っている。
”ゼロゼロ物件”の被害続出! 住宅「貧困ビジネス」の強欲(1) - 08/10/31 | 07:00
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/80ebfec36c692d85a30da05fd672cf67/
悲しい。
就職ができなくて収入がないから、きちんとした住居が手に入らない。
住所が不定だから就職ができない。http://www.h2.dion.ne.jp/~cha2/essay/kaitaku/25.htm
これでは、いつまでたっても前に進めない。ただただ悪循環だ。
そこに違約金をとるアパートも、住民登録できるネットカフェも、生活保護費を強制的入金させる宿泊所も、取れるだけ取ろうという「カモ」にしか考えていない。
かつて漫画の「カイジ」を読んだ時の、借金返済に困る人たちの底なしの地獄に驚いた。
借金返済のために働いてもどんどん借金が増えていく悪のシステムだ、いわゆる「タコ部屋」の描写だ。
それでも「タコ部屋」を肯定する体験者もいる。
http://www.h2.dion.ne.jp/~cha2/essay/kaitaku/25.htm
結局は、高額でも住めるだけありがたい、住民登録できるならそれでいい、大半の生活保護費を取られても少しは残るのだからいいという意味では現代の貧困ビジネスも必要悪として需要があるのだから、結局なくなることはないのかもしれない。高利だからとわかっていてもサラ金でしかお金を借りられない人は、それを利用するしかない。
それが一番悲しい。


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