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February 08, 2009

松方幸次郎氏は日本の誇り

Ph_matsukata_3
1月18日(日)15:00~16:25 日本テレビ
・・・全てではないが、車の中で音声だけ聞いていた(聞き流していた)。
 ところが、途中から、非常にのめりこんでしまった。

▽世界の名画を集めた男!激動の昭和史の旅▽関口宏・水野真紀
情熱人・松方幸次郎◇大正から昭和初期にかけて西洋美術を収集し、世界有数の”松方コレクション”を築いた実業家、松方幸次郎の生涯に迫る。造船所の社長だった松方は、日本人に一流の芸術を見せたいという思いから膨大な私財を投じ、ヨーロッパの絵画など大量の美術品を買い集めた。
芸術を通じて日本の近代化を夢見た松方の波乱の人生と松方コレクションがたどった数奇な運命を再現ドラマを交えて伝える。
また東京・上野の国立西洋美術館やフランスのオルセー美術館など各地に散った松方コレクションを紹介する。

 車中だから、何が残念と言って、どんな絵画の紹介をしているのか画像が見られなかったことだ。
 帰宅して、「松方コレクション」で検索すると、国立西洋美術館のサイトがまっ先にヒットした。
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株式会社川崎造船所社長であった故松方幸次郎氏(1865-1950)は、1916年から1923年にかけて、私財を投じてパリを中心にヨーロッパ各地で数千点におよぶ西洋の絵画、彫刻、工芸品を収集しました。また、西洋の美術作品だけではなく、当時外国に散逸した日本の浮世絵を収集したことも有名です。これら約8000点の浮世絵は現在、上野の東京国立博物館に所蔵されています。

松方氏はこれらのコレクションをもとにして、東京に共楽美術館を設立し、日本で西洋の美術作品を見る機会を提供しようと考えていましたが、1927年の経済恐慌によってこの計画は陽の目をみることはありませんでした。経済状況の悪化によるコレクションの散逸、イギリスでの倉庫火災によるコレクションの消失などによって、現在では当時の膨大なコレクションの全貌を知ることは不可能となっています。
その中にあって、当館の松方コレクションとは、第二次世界大戦当時フランスに残され、サンフランシスコ講和条約によって一旦フランスの国有財産となった後、日本に寄贈返還された絵画196点、素描80点、版画26点、彫刻63点、合計370点の作品からなるコレクションのことをさしています。
http://www.nmwa.go.jp/jp/collection/permanent/matsukata.html
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 ウイキペデイアでは、次のように記してある。

1950年から松方コレクションの返還交渉が始まったが、難航していた。1951年のサンフランシスコ講和会議の際に、首相吉田茂がフランスの外務大臣に要求し、返還されることが決まった(平和条約によれば、連合国に管理されている日本の財産はそれぞれの国が没収するが、個人の財産は所有者に返還されるはずであった)。しかし、その後の交渉の中で、コレクション中、重要なゴーギャンやゴッホなどいくつかの作品についてはフランス側が譲らず、結局、絵画196点、素描80点、版画26点、彫刻63点、書籍5点の合計370点の作品が、美術館を建設して展示するという条件付きで返還された。受入れのための美術館が建てられ、1959年に国立西洋美術館で公開された。

・・・恥ずかしながら、全然知らなかった。
 東京国立博物館も西洋美術館を訪れたことがない。
 中学校教師として修学旅行で何度も東京に引率したが、もちろん、生徒にも、このような史実を伝えることもなかったから、班別行動で西洋美術館を選ぶグループは、極めて少なかった(上野の文化ゾーンでいろいろ観ようという班もあったことはあった)。
 今度、東京に行くときは、ぜひ、西洋美術館と国立博物館を訪れたいと思う。
 それは、絵画を見るためだけではない。もともと絵画に興味があるのなら、とっくに訪れていただろう。
 松方氏が私財を投げ打って日本人の文化のために集めた作品群をこの目で確かめたい。
 そして、「自宅には、ただの1枚も絵を飾らなかった」という無私の行動に感謝の意を表したい。

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