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March 14, 2009

「介護 農業をバカにするな」~WEDGE 3月号~

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/93?page=1http://wedge.ismedia.jp/articles/-/93?page=1

Wedge
 WEDGEの3月号の見出しに惹かれて購入した。
 サイトでも記事が見られることがあとで分かった。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/93?page=1

 納得する部分もあり、疑問もあった。

◆「派遣の人は続かない。ここ3カ月で派遣労働者を5人受け入れたが、3人が辞め、そのうち1人は1日で辞めた。しかも彼らは仕事を時間で割り切る。そのため、終業時刻間際にお年寄りから用事を頼まれてもやらずに帰ってしまう」

・・・「派遣」に限定しているが、普通の社員だって簡単に介護の仕事などできない。派遣ではない自分も正直なところ自信がない。「派遣の人は続かない」と切り捨てるのはどうかと思う。

◆厚労省の調査によれば、介護職員の平均的月収は21万円。全産業平均の33万円を大きく下回る。やる気があっても、この給料ではとても家族を養えないという理由で、途中で転職してしまう人が多いという。さらに、男性非正規社員の平均年収は300万円弱であるが「介護の場合は、正規職員でも夜勤を何度かして、やっと300万円台になる」(結城康博・淑徳大学准教授)という状態だ。

・・・派遣社員の給料の低さだけが強調されるが、派遣より低い賃金で正規の介護職員の厳しい現実も何とかすべきである。
 派遣がだめなら介護職員があるじゃないか、という意見もあるのだろうが、「その年収では・・」と敬遠する人を誰が非難できるのだろうか。そして、これは農業でも同じである。

◆全国新規就農相談センターによると、就農1年目にかかる平均費用は、水稲が約690万円、露地野菜で約470万円に対し、平均売上高は水稲・露地栽培がともに約230万円と、5年以上経過しても事業を軌道に乗せることは難しいからだ。

 介護、農業をバカにするな、という特集タイトルの意味は重い。
 むろん、本意は「派遣で解雇されたって、介護や農業なら人手が足りないじゃないか、という世間の声に対する抵抗である。
 しかし、この機会に、介護、農業の世界では 派遣社員より低い収入で苦労してきたことを認知させたいという思いも感じられるのだ。

 これからは介護が大事だ
 これからは農業が大事だ

と言いながら、待遇面で正当な評価がなされていない現実をどうするかが問われている。

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March 08, 2009

愛知の武将観光とルーカス監督

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3月5日の中日新聞に「県が観光振興を強化 議会2月定例会で知事示す」とのニュースが載った。
 
富吉賢一産業労働部長は、県内の各地に存在する武将観光の資源から「武将のふるさと愛知100選」を選んだ上、誘客を促す意向を表明。「武将観光のシンボルとなる名古屋城本丸御殿復元事業にも支援する。名古屋市とも連携して武将観光のブランドを確立させたい」と答えた。


・・・「武将のふるさと愛知100選」は、まだ選定されていないということだ。
しかし、武将観光のツアーはすでに県下で実施されている。
 また、「武将のふるさと愛知」のHPは、かなり手の込んだ詳細なサイトとして完成されている。後述するが4000ページに及ぶそうだ。
http://www.busho-aichi.jp/

 愛知県の「武将観光」の取り組みは、「ニューツーリズム創出・流通促進事業」実証
事業採択状況のPDFファイルにも入っている。
http://tabihatsu.jp/special/newtourism/img/nt_jisho01.pdf

 そんな中で、たまたま目にしたのが、次のサイト。
http://samurai.kinbyoubu.com/ikisatsu/ikisatsu.html
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◆2003年。
企画者であるdohalandは、愛知県の武将観光ウエブサイト「武将のふるさと愛知」の制作に携わりました。その頁数、なんと約4000頁!
 その際に、愛知の侍文化の深さ”江戸時代、なんと全国の約7割!!の殿様が愛知にゆかりのある人たちだったことなど”を知りました。
◆まさに、愛知は侍の国。
これは誇るべきオンリーワンの事実です。
ぜひともこの概念を全国に広め、観光やブランディングに役立てるべきだと考えました。
それと同時に、「侍」が世界に受け入れられるコンテンツであるため世界に発信するべきだと考えました。
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で、愛する愛知のために、どんなアクションを起こしたかというと、

侍好きのルーカス監督に、愛知での 侍映画撮影を懇願する署名

・・・・驚いた。
 実に夢のあるプロジェクトではないか。
 愛知の戦国武将の歴史を「世界的な監督の映画のロケ地」として選んでもらおうという組み合わせの発想だ。
 実現するかしないかではなく、このような署名活動を思いつき、プロジェクトとして始めてしまう行動力に憧れてしまう。
 たとえば、このような署名活動を授業で紹介したら、子どもたちの反応には2つの方向ができる。

①この署名活動に賛同し、広めるために自分が何をやれるか考えて、盛り上げる。
②自分ならどんな活動に取り組んでみたいかを考え、実現のための計画を立てる。

 ルーカスを呼ぶという「とんでもない」イベントだから面白い。
 でも、ひょっとしたら来てもらえるかも・・というところがミソだろう。

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March 01, 2009

エコキャップを集めることの意義は?

 エコキャップ推進協会という団体が中心になってペットボトルのキャップを集めている。
 春日井市の学校でもいくつか取り組んでおり、新聞でも県内の小学校の取り組みを紹介している。春日井市役所にも箱が置いてある。

 エコキャップ400個で10円。20円でポリオワクチン1つが買える。

 協会のHPには
◆ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを届けよう
◆あなたの行動が世界の子どもと地球の未来を創ります。
とある。

 趣旨は分かるが、少し引っかかる。
 
 エコキャップ800個で20円である。。
 
 うちの子どもの学校は「ありさん募金」といって2か月に1度、1円でもいいからと募金している。
 だいたいの子は10円持っていくそうだ。
 これなら、1回の募金活動で百単位のワクチンが買える。
 ワクチンを購入していますぐにでも救いたい命があるのなら、のんきに800個集めている場合ではない。

 アルミ缶なら1個1円になるはずだから、クラスで1個か2個のワクチンが買える。
 ペットボトル本体は、換金されないが、換金システムができればキャップよりも額が多い。

 かつて、プルキャップを集めて車いすに換える活動もあった。
 これも、どうしてアルミ缶そのものでないのか、疑問を感じていた。

 学校への持ち運びが容易なのはわかる。
 それにしても、わざわざ、金額が小さくなるような方向で運動を進めているように思えてならない。
 「どうせ、捨てればただのゴミなんだから」という意味もあるし、
 「捨てれば環境にも悪いんだから」という意味もあるし
 「直接お金を集めるのは問題があるのでは」という意味もあるのだろう。

非 効率な活動だなあと思ってしまうのですが、みなさん、どう思われますか?

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