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May 04, 2009

自作教材 「時間カード」

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「時計カード」と言えるフラッシュカードを自作しました。
 従来の時計カード(たとえば公文製)は、「時刻」を読み取るもので、算数の教科書やドリルでも習熟させるのは、時刻です。
 ただし、学校での単元は「時こくと時間」です。時計の読みができればいいわけではありません。 
 自分が作成したのは、時間の「量」感覚をつかむフラッシュカードです。
 発想のきっかけは『教育トークライン』2008年5月号の「面積図」の特集でした。
 「面積図をかくことで、問題文の数値と数値の関係が視覚的に見やすくなる(木村重夫氏P10)」
とあるように、数値でなく数量で理解させること・視覚的に把握させることが、この「時間」の学習でも有効だと思ったからです。
 面積図とは直接関係はないのですが、面積図の発想を応用して、時間の「量」を1目で分からせるフラッシュカードを用いたら「時間」が理解しやすいのではと考えました。
 自作の「時間カード」は、写真の場合なら「10分」と読ませます。
 向きを変えても「10分」です。
 応用としては、
◆ 「残り50分」と読ませる。(補数とでも言えるでしょうか)
◆「10分と50分で60分」というように、「60分の合成」を読ませる。
◆「60分は10分と50分」というように「60分の分解」を読ませる。
などが、考えられます。

 目盛りがあった方がいい、仕切り線があった方がいい、という意見もあります。
 段階的には目盛りや仕切り線があるのもいいかと思いますが、最終バージョンは目盛りも仕切りもないもので取り組ませたいと思います。したがって検定の授業も、いきなり目盛なしでの取り組みで、戸惑う方が多かったのかもしれません。授業前に井戸先生には、分からない先生がいるかもしれないからカードをまくる速さはゆっくりがいい、とアドバイスをいただきました。
 ただし教卓の前でカードをめくるとなると、目盛りも仕切り線もおそらく見えないでしょう。その意味では目盛や仕切り線は、あくまで補助ということになります。

 10分間隔のコースなら6枚。
 5分間隔の場合、12枚は多いので30分までのカード6枚を使い、カードを繰り返し、めくります。
 このカードは横向きにしても提示できます。
 だから30分の位置から40分経過したら10分の位置にくることなども、数値計算でなく、量感覚で意識させられるのです。

 だんだんスピードアップしたり、ランダムにして慣れさせていきます。
 このあたりは他教科のフラッシュカードや百玉そろばんのやり方と同じです。

 ある先生は、カードを見て「パーセントの図?」と聞かれました。実際は、360度の角度、円グラフ・分数の理解にも使えると考えています。
 ある先生は、カードの向きを変えて提示する点に感心されました。横向きでもめくりやすいようにカードは正方形に近い形にしてあります。
 
 なお、円グラフは、エクセルで作りました。
下の写真が、くもんの時計カードです。
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Comments

私も「時間の「量」感覚をつかむ」が大事と思いました。
とても勉強になりました。

Posted by: 小室 | June 06, 2009 06:19 PM

小室様、あたたかい励ましありがとうございます。
考えてみると時計の読み方はとても難しいです。
時は12進法
分は60進法
10進法をやっと身につけた子どもたちが、2つの数値を同時に読み取らなければならないのですから・・。

Posted by: 竹田博之 | June 06, 2009 08:25 PM

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