教員免許更新制度
教員免許更新講習の内容は、2つある。
そのくらいのことは、きちんと把握しておきたいと思う。
1)教育の最新事情・・・・・・・・・・・12時間以上
2)教科指導・、生徒指導その他教育の充実に関する事項・・・18時間以上
計30時間。
1日6時間で5日間の講習である。
1)の正式名称は「教職についての省察並びに子どもの変化、教育政策の動向及び学校の内外における連携協力についての理解に関する事項」。
これを総称して「教育の最新事業」とは、ずいぶん無理があると思うが・・・。
文科省の解説では次のようにある。
◆すべての教員に共通する事項を扱うものです。具体的には、
「教職についての省察」
「子どもの変化についての理解」
「教育政策の動向についての理解」
「学校の内外での連携協力についての理解」
を主な内容とします、とあるから、4項目から成り立つということになる。
2)の「教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項」は、学校種・教科種などに応じた内容を扱うもので、
「各教科の指導法やその背景となる専門的内容」
「生徒指導等、幼児・児童・生徒に対する指導力に係る各論的な内容」
を中心に扱います、とある。
免許更新制の対象は幼小中高だから、その多様性に対応する選択講座ということだ。
1講習が6時間(1日)なので、1)で2日間・2)で3日間受講することになる。
某大学のパターンで言うと、90分の講義を午前2コマ・午後2コマ行って6時間。これで1講習、これが基本形である。
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