「りんご」の商品企画 3つのエピソード
かつてNHK「プロフェッショナル」で紹介された木村さんの「奇跡のリンゴ」。
完全無農薬を実現した付加価値の高いリンゴ。
茂木さんのクオリア日記に詳しい。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_35ec.html
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木村さんのリンゴは、濃い味がする。
甘いとかすっぱいを超えた、リンゴの味がする。
不思議なことに、切って置いていても、
色が変わらない。
そして、腐らない。良い香りを保ったまま、
ドライフルーツのようになっていく。
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無農薬の着想の発端は自然に育つドングリ。
無農薬で育てたリンゴは従来のリンゴとが全く別物なのだとか。
品質がよければ、高くても売れる。
それにしても、無農薬リンゴの実現まで7年。
すごいのは、木村さんのあくなき努力の姿である。
もう1つリンゴの話は先週のTBSの「がっちりマンデー」で紹介された片山リンゴ
http://www.katayamaringo.co.jp/
番組内容の紹介は次のブログに詳しい。
http://gacchiri.della-nagoya.jp/
◆日本では売れない小さめのリンゴはヨーロッパへ輸出。
◆日本では売れない大きめのリンゴは縁起物として人気がある中国へ輸出。
これで年商が5億6億になるのだそうだ。
むろんリンゴの品質は大きさで変わるわけはないから、味は保証付き。
それでも、日本ではただ同然になってしまうサイズ違いのリンゴが日本の10倍もの価格で売れるのだから、これはすごい。
番組では言ってなかったけど、リンゴは日数がもつから長期輸送=輸出には向いているのだと思う。
また番組では言ってなかったけど、会社HPで紹介されているリンゴジュースもサイズ違いや痛んだリンゴをうまく利用しているのだと思う。
「アイデアがすごい」という結論はイージーで、社長自らが世界中を回って調査した事実こそが「すごい」。
海外で売れ残るサイズの小さな婦人靴は日本では重宝がられるそうだし、海外から輸入した女性下着のサイズが合わないからというニーズに合わせて日本の女性下着メーカー躍進したのだとか。
マーケットリサーチの大切さを感じさせるエピソードだ。
ちなみに、リンゴといえば「落ちないりんご」というヒット商品(アイデア商品)もある。
http://www.jomon.ne.jp/~ochinai/ochinai.htm
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平成3年9月28日台風19号が青森県を襲いました。
前代未聞の猛烈な風が吹き、建物等に甚大な被害が出ました。
収穫期を間近に控えたりんごもほぼ壊滅状態となりました。
その中において僅かではありましたが、風速53.9mの強風に耐えたりんごがあったのです。
このりんごを受験生の合格祈願の縁起物にと云うアイデアが全国的に評判になりました。
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◆発想のお勉強
◆心の持ちよう(プラス思考)のお勉強
◆経済(起業)のお勉強
◆たえざる努力のお勉強
・・・どれもありうる。最後は授業する先生のアプローチ次第だと思う。
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