父親の育児時間
父親が家事にかかわる時間(1日平均)
・日本48分
・フランス2時間30分
・スエーデン3時間20分
週50時間以上働く割合
・日本28%
・フランス6%
・スエーデン2%
厚生大臣が「イクメン=育児する男性」という言葉を広めたいと語っていた。
家事にかかわる時間が、残業時間の少なさと相関があるのは当然だ。
育児・家事の時間を多くしようというなら、残業時間を減らすところから始めないと物理的に無理だ。
週50時間、週休2日制だから1日10時間。やはりスエーデンの2%を目指したいところだ。
鳩山総理もいきなりCo2排出25%減なんて言う前に週50時間労働を2%未満にする、と宣言してほしいくらいだ。
http://allabout.co.jp/career/mrscareer/closeup/CU20090408A/
家庭における父親不在が言われて久しいですが、これは少子化の重要な原因の1つに挙げられています。
政府は2005年に少子化対策として、育児期の男性が家事と育児に費やす時間の増加、週60時間以上の長時間労働している30代男性の割合の半減、育児休業の取得率のアップを5年間のうちに達成する目標を掲げました。
それから4年、育児をする男性は増えたのでしょうか。
現状を見てみると、小学校4年生から中学生までの子どもを持つ父親の4人に1人は、平日はほとんど子どもと接する時間がとれていないという調査結果が出ています。
・・・悲しいことに2005年に政府は週60時間以上働いている人を割合の半減を目指したが、実際はむしろ増えてきているのだとか。
外食しないで帰宅する「巣ごもり」「うちごはん」が消費を低迷させているとの意見もあるが、そのようなライフスタイルに合わせたビジネスを展開すればいいだけの話だ。
子育てをお金で支援する政策ではなく、ライフスタイル・労働スタイルの変革を促す政策を実現してほしい。
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