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May 14, 2011

英会話の発音をどう指導するか。

 日本人の発音は正確でないので、なかなか英語圏では通用しない。
 そのような発音レベルの指導でいいのかと小学校教師としても不安になる。

 でも、あまり細かく糾弾すると、小学校の英語の授業は引き受け手がなくなってしまう。
 「できる範囲の発音でいから、自信を持って英語の授業に取り組んでください」
という段階なので、あまり厳密には指摘したくない。
 ちょっとやそっと勉強会を開いてマスターできる代物ではない。
 でも、正確な発音が大事だと言うことは、きちんと自覚しておきたい。
 
 ネットで検索していて、興味深い指摘に出会った。
 サイト先は後述する。
 便宜上、改行を増やします。
=================
 私たちの話す英語は、英語圏の国々では「ジャングリッシュ」と呼ばれている。
 ジャパニーズ(日本語)とイングリッシュ(英語)の合成語だろうと思う。
 つまり「あなたの英語と私たちの英語は別の言語ですよ」という皮肉なのだ。
 もちろんジャングリッシュは彼らには通じない。
 ジャングリッシュで話しかけられた英米人は、そもそも英語で声をかけられていることに気づかないという。
 そして「よく聞いてみると日本語は意外と英語に似ているようだ」と勘違いするらしい。
 そのくらい日本人の発音は正しい英語からかけ離れているというわけだ。
 私が思うに日本人の発音が英米人に通じない原因は三つある。

   1.発音数の差
   2.無母音声の有無
   3.推測言語と技巧言語

の三点である。それぞれを詳しく説明していこう。
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 3点全部の説明は難しいので、コンパクトにまとめる。

 まず第1点目、発音数の違い。
 
 「Bi」「Vi」      →「ビ」
 「Fu」「Hu」     →「フ」
 「U」 「Wu」     →「ウ」
 「Si」「Shi」「Thi」 →「シ」
 「Di」「Ji」「Zi」   →「ジ」

 こんな具合に、本来ならば異なる発音なのに、日本語ではその区別ができない子音がたくさん存在するのだ。
 (中略)
 「lady」や「only」だってしばしば書かれるように「レディー」や「オンリー」ではない。
 どちらかと言えば「レイディ」と「オウンリ」と書いた方がより本当の発音に近いだろう。
 ともかく、英語にはカタカナでは表記できない音声がたくさんあり、それが英語の習得の大きな障壁になっているのだ。これが第1の理由。

 第2点の理由もまた、発音の根本的な相違点である。
 英語には子音だけで音をなす部分がしばしば含まれている。
 たとえば、日本では「circle」を「サークル」と表す。つまり「サ・ア・ク・ル」と四音節である。
 しかし本来の英語の「circle」は「 (竹田注:発音記号が認識できません)」と二音節で発音される。
 (中略)
 最後の「cle(クル)」の部分を日本人が発音すると、どうしても「ku-lu」とそれぞれに母音が入ってしまう。
 しかし英米人は舌をうまく使って「kl」と発音する。そこには母音はない。
 子音が単独で存在するときの発音は、頭で理解しているつもりでも日本人にはなかなか難しいものだ。
 そんな舌の使い方など日本語にはないからだ。
 つまるところ、日本語という言語は、発音数が少ないのがその特徴であって、それゆえに英語の発音を日本語では表すことができない。
 それが英語を目指す者にとって最大の問題なのだ 
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・・・なるほど「レデイー」「オンリー」「サークル」「アップル」などと、存在しない母音を勝手に添える片仮名の表記法には「百害あって一利なし」なわけだ。
 おそらく自分の発する「アー ユー レデイー」は、 Lady / ready がどちらなのか聞き取ってもらえないだろうな。
 では3番目の理由。

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 日本人の発音が通じない三番目の理由は、日本語の発音数が少ないこと深い関係がある。
   (中略)
 英語のスピーチを聞いたことがある人ならばわかると思うが、彼らが話すときには、喉から出す「有声音」以外に、舌や唇や鼻をつかった「shシュ」「chチッ」「tsツッ」などという乾燥した音を出しているのが頻繁に聞こえるだろう。
日本人にとって、あの音は単なる雑音にすぎないのだが、彼らはそれをも利用して単語を言い分けているのである。
 たとえば「close」と「cloths」を区別するためにはそうした子音を正確に利用できなければいけないのだ。まさに英語とは「発声技巧の言語」なのである。
   (中略) 
 というわけで、私たちが英語を伝えたいと思ったときに、もっとも気を付けなければならない問題は、いかに文法が正しいかということや、いかに表現が適切かということよりも、いかに発音が正しいかという点にかかってくる。
 極言すれば「英語が下手であるとは、発音が下手なことである」とさえ言えるのだ。
 ここまで問題点が明確ならば、それに対する解答は簡単だろう。そうなのだ。発音を修正すればそれで済むことなのだ。
 しかし!!!そこには一筋縄ではいかない問題がある。その理由を語るためには「脳科学」を正しく理解する必要があろう。
 (後略)
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・・・最後は「脳科学」ときた。
 この後、次の指摘もある。

 「英語が聞き取れないとは、まさにこれである。
 「La」という空気の振動が耳に届いても、残念ながら私の脳には「La」に反応する脳回路がない。
 しかたなく脳は「ラ」の神経は反応させる。
 となれば、それは私にとってその音は「ラ」以外の何者でもないだ。
 本当は「La」であっても、そんなことは私に関係ない。
 音は脳の外側にあるのではなく、脳の内側で作られるのだから。
 同様に「Ra」が耳に届いたとしても、それも私にとっては同じ「ラ」である。
 脳とはわがままだ。事実は都合良くねじ曲げられる。
 外界はもはや私の感知の外である。
 実際の世界がどうなっているのかを脳は知ることはできないのだ。」


 引用元はhttp://gaya.jp/english/katakana.htm 発言者は、池谷裕二氏。
 出典文献は

 怖いくらい通じるカタカナ英語の法則
 ネイティブも驚いた画期的英会話術
 講談社ブルーバックス(\1,050) 池谷裕二

 池谷氏が言うカタカナ英語とは「アップル」「サークル」ではない。

 「animal」→「エネモウ」
 「water」→「ウワラ」
と聞こえるままに直すという意味だ。
 池谷氏でさえ、タクシーでフェリーポートに行こうとしたら、ヘリポートに連れて行かれたというのだから、発音は難しいのだ。

 以前、英語の授業中、「What’s this?」を繰り返した時、ある子がプリントに「ワッリース」と読み方を書いていた。
 そう聞こえたのだから、まあいいか、と妙に納得したのだが、子どもの直観に任せた方が自然な発音に近いのかもしれない。

 ALTの発音を聞いて復唱する子ども達。
 実は、多くの子がALTの発音を聞かずに復唱している。
 数字やスポーツや色・食べ物など、子ども達に親しみのある英語を用いるとジャパン英語のカタカナ表記が頭にしみついているので、どれだけALTがネイテイブに発音しても全く無視して平気でカタカナ英語で言い返す事態が起こるのだ。

 そんな事態を思い起こしたら「さかさまの絵」と同じだな、と思った。
 「脳の右側で描け」は、概念砕きというキーワードで法則化時代から有名な1冊だ。
 
 http://drawlog.exblog.jp/13497281/ 写真や絵をそもまま模写すると、我々は、とくにモデルを見ないで固定概念で書きすすめてしまう。
 逆さまにすると、全体像でなく、目の前の1本1本の線に集中せざるを得ないので、結果的にモデルに近い絵が模写できる。
 
 
 ALTの発音やCDの発音が
 「animal」→「エネモウ」
 「water」→「ウワラ」
に近いならなら、そのように発音させないといけない。

 「ちょっと、本当にアニマル・ウオーターって言ってた?
  もう一度よーく聞いて、聞こえた通りに言ってごらん」

というような助言が必要であり、適切な繰り返し・やり直しが必要である。
 あるいは、未知の単語を発音してもらって、聞こえた通りに復唱させるとか

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/723348.html
に、さまざまな発音のアドバイスが載っている。

 最後の方に

◆耳で感じたとおり発音するのが一番です。◆

とあった。
 Check it out!
は、チェケラとしか聞こえないのだし、

Let it be
を曲名どおり「レットイットビー」と歌うのは不可能で、やっぱり「レリピー」と歌うしかない

文字表記にこだわらないで、恥ずかしがらないで聞こえた通りに復唱する習慣をつける。
やっぱり、そこを大事にしていくことがポイントかな!

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Comments

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Posted by: Farm Heroes Saga Cheats | May 08, 2014 01:03 AM

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