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June 30, 2011

よく似た名前を子どもは喜ぶ?

 道徳の資料中に、「ポン太とカン太」という狸が出てくるものがある。
 よく似た名前の登場人物は紛らわしいなあと思っていたら

◆「子供って、こういう名前好きなんだよね」◆

という話になった。

 そうだったのか!

 6年の東書の国語にアネハヅルの「クルルとカララ」が出てきて紛らわしいなあと思っていたが、子どもには混乱は少ないのか。

 「解決ゾロリ」のキャラで「イシシとノシシ」が出てくるが、子どもは容易に区別する。
 キャラが全く違う「ガチャピンとムック」「モリゾーとキッコロ」でさえ、自分はどっちがどっちだったかが怪しかったのだから昔からそういうのが苦手だったともいえるのだが、年を重ねてますます厳しくなってきたように思う。
 
 むろん、名前を「文字」としてだけ入力するから記憶が困難なのであって、エピソードとして入力したり、画像として入力すれば覚えやすいのだと言うことは分かっている。
 老化防止のためにも、人物やキャラの名前の記憶にがんばってみようと思う。

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June 19, 2011

超臨界CO2タービン

朝、息子を駅まで送る車中で音声だけ聞いていた。
 日本テレビの「ウエークアップ!」

~000から発電!日本が誇るハイテク新エネルギー~

http://www.ytv.co.jp/wakeup/special-report/sr_set.html?date=20110618&number=1

メタンハイドレードは知っていたが、「超臨界CO2タービン」は初耳だった。HPは番組内容が文字化されていて大助かり!

=================
従来の「蒸気タービン」では、水を沸騰させて水蒸気の力でタービンを動かす。タービンに使われた水蒸気は、およそ50℃まで下がっており、この熱は、そのまま放出される。
 一方、超臨界CO2の場合も、蒸気によってタービンを動かすところまで同じだが…。
 最大のメリットは、タービンに使われた後の超臨界CO2が400℃と温度が高いまま保たれていること。
 そのため、この熱を再びタービンを回すための原動力として利用することができる。
 これにより、超臨界CO2タービンでは、少ない燃料でより効率のいい発電が可能になるのだ。
 (エネルギー総合工学研究所 蓮池宏部長)
「蒸気タービンの発電よりも、1割から2割効率がよくなるだろう、と。
…そんな大きくないと思われるかもしれないが、発電の世界では1%、2%、あるいは0.5%のところで効率の競争をしているわけなので画期的なことだと思います」」

このことは今後、どんな意味を持つのか。

(エネルギー総合工学研究所 蓮池宏部長)
「蒸気タービンは産業革命のときに発明され、
今まで何百年と使われている技術ですが、蒸気タービンにとって代わる可能性のあるシステムだと思います」
=================

・・・・すごそうな話題だ。
 午後のエネルギーシンポジウムから帰宅後、「超臨界Co2タービン」で検索してみる。

http://www.iae.or.jp/news/pdf/PressRelease_S-CO2GasTurbine.pdf

平成23 年5 月19 日
財団法人エネルギー総合工学研究所
熱技術開発株式会社
(財)エネルギー総合工学研究所*、熱技術開発(株)**、東京工業大学、

東京大学の研究グループは、超臨界CO2 を用いたガスタービン発電システムを開発し、小規模装置において発電出力を取り出すことに成功しました。(*理事長:白圡良一、**社長:高松忠彦)
超臨界CO2 ガスタービンは、超臨界状態のCO2 を80~200 気圧程度、35~600℃程度の範囲で圧縮、加熱、膨張、冷却を行う閉サイクルのガスタービンです。外部加熱方式のため、石炭、石油、天然ガスの他、副生ガス、残渣油、廃棄物、バイオマスといったあらゆる燃料が使え、排熱や太陽熱のように燃料以外の熱源も利用することができます。
従来技術である蒸気タービン発電に比べ、1,000kW~10 万kW 程度の中小型機において本システムの方が1~2 割ほど高い発電効率が期待できます。また、システムがコンパクトになるので設備費も安くなる見込みです。東日本大震災により存在が見直されている工場の自家発電や、バイオマス発電、太陽熱発電などに最適な発電システムです。


・・・・「電気新聞」のHPにも、掲載されていた。
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20110520_02.html

2011/05/20
エネルギー総合工学研究所などの研究グループは19日、超臨界の二酸化炭素(CO2)でタービンを回す発電システムを開発したと発表した。工場廃熱や再生可能エネルギーなどさまざまな熱源を使う自家発電設備に適用でき、従来の蒸気タービンに比べ1~2割ほど高い効率と大幅な小型化が実現できる。今回世界で初めて約200ワットの電気出力を継続的に取り出すことに成功しており、10年代後半に1千~2千キロワットの規模で実用化をめざす。


・・・エネルギー問題を解決するには「これがベスト」と1つに絞るのはリスクが高い。
 「安全性」
 「安定性」
 「経済性」
を配慮して、さまざまな方法を取り入れるベストミックスが必要だ。
 もちろん実現化までの年数も重要なポイントになる。
 
 「原発見直し」の流れにのって、さまざまな方法が注目されるようになった。
 どの方法も、それなりに成果を上げてほしいと願うばかりだ。

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June 16, 2011

汚泥に放射性物質 16都道府県

6月14日の NHKの夜のニュースでやっていた。
WEBで見ると6月14日 18時24分の記事があった。

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東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、土などに付着した放射性物質が雨で流され、各地の下水処理施設で汚泥として蓄積されています。
NHKが全国の県庁所在地を取材したところ少なくとも16の都道府県で汚泥などから放射性物質が検出され、中には汚泥の保管場所を「放射線管理区域」に指定する自治体も出ています。

福島第一原発の事故のあと、各地の下水処理施設の汚泥や汚泥の焼却灰から放射性物質が検出されていることから、NHKは全国の県庁所在地や都道府県などに聞き取り調査を行いました。
その結果、少なくとも22の都道府県で汚泥などの検査を行い、このうち北海道から大阪までの広い範囲に及ぶ16の都道府県で実際に放射性物質を検出していたことが分かりました。
1キログラム当たりの放射性セシウムの濃度が最も高かったのは、
▽福島市の44万7000ベクレルで、
次いで▽東京都の5万5000ベクレル
▽前橋市の4万2800ベクレル
▽宇都宮市の2万6000ベクレル
などとなっていました。
また、これとは別に▽東京の下水処理施設では3月に行った簡易検査で17万ベクレルを検出していました。土などに付着した放射性物質が雨で流され、各地の下水処理施設で汚泥として蓄積されているということです。
このうち前橋市の下水処理施設では、汚泥の焼却灰の保管倉庫など2か所で放射線量が国の基準を超えたため、市は周辺を「放射線管理区域」に指定し、作業をする際はマスクの着用などを義務づけています。また、これまでセメントの原料として汚泥を利用してきた業者が引き取りを拒んで、保管場所に困る自治体も出ています。
さいたま市では今月2日以降、業者が引き取りを拒否しているため、1日50トンの汚泥がたまり続けているほか、長野市では焼却灰を保管する建物に、あと10日分ほどの余裕しかなくなっているということです。
これまで下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出されたことはほとんどなく、濃度の基準もなかったことから、国は先月、10万ベクレルを超えたものは焼却処理などをしたうえで、容器に保管するなど、当面の方針を示しています。しかし、福島県内に限った対応とされていることから、各地の自治体では国に対し、汚泥などの処分法について、早急に指針を示すよう求めています。
汚泥などから放射性物質が検出されたのは、北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡、大阪の16の都道府県です。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110614/t10013521941000.html
①静岡・大阪で検出されているのがまず不思議。これ本当に「福島原発」の放射能ですか?

②9時のニュースの際「思わぬところに原発の影響が・・・」というような紹介をしていた。「流れ流れて下水汚泥」なんて当然想定内でないといけないのでは?

③今日のニュースだと聞いていたのだが、WEBで読んでみて、どうやらそうでもないと分かった。NHKの調査結果が出たのが今日であって、下水汚泥から放射能が検出されたのは、少し前。すでに保管容器の置き場所に困っているようだから、昨日・今日検出されたわけではない。愛知では話題にならなかったけど、検出された地区では、前から大きく報じられたのだろうか?

 大気・冷却水(地下水・海水)・汚泥(運動場)と目に見えない放射能の恐怖は続いている。何とかスムーズに処理が進んでほしい。

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June 05, 2011

原発「現状維持」51% 朝日新聞世論調査

 朝日新聞社が4月16、17日に実施した全国定例世論調査(電話)で原子力発電の今後について聞き、次のように見出しを書いた。

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 原発「減らす・やめる」41% 朝日新聞世論調査
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 この41%という数値の大きさを強調したかったのだろうと推察できる。
 記事はデータの詳細を紹介している。

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 世論調査―質問と回答〈4月16、17日実施〉 「原子力発電は今後どうしたらよいか」という質問で四つの選択肢から選んでもらうと、「増やす方がよい」5%、「現状程度にとどめる」51%、「減らす方がよい」30%、「やめるべきだ」11%。日本は電力の3割を原子力発電でまかなっていると紹介したうえで同様の質問をした2007年の調査では、「増やす」13%、「現状程度」53%、「減らす」21%、「やめる」7%で、「減らす」と「やめる」の合計が28%にとどまっていた。
===================
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104170324.html

 朝日新聞の見出しを鵜呑みにしないで、冷静に数値を見る。

 「原子力発電は今後どうしたらよいか」という質問

①「増やす方がよい」5%、
②「現状程度にとどめる」51%、
③「減らす方がよい」30%、
④「やめるべきだ」11%。

 日本は電力の3割を原子力発電でまかなっていると紹介したうえで同様の質問をした2007年の調査では、

①「増やす」13%、
②「現状程度」53%、
③「減らす」21%、
④「やめる」7%、

 純粋に数値だけ見て「わかったこと・気付いたこと・思ったこと」を列挙したら

◆原発「減らす・やめる」41% 

といった恣意的な結果の紹介にはならないはずだ。
 まさに「ミスリード」である。

 福島原発の事故が起きた4月の調査でさえ
「現状維持」の数値が53%から51%と2%の減少にとどまっている。
ならば、

◆事故後も原発「現状維持」半数を超える
◆事故後も原発「やめる」11%にとどまる

でもOKだ。
 同じデータでも、数値の取り上げ方に「意思」が入る。
 もちろん、新聞の見出しには「意思」が入る。
 見出しだけで判断せず、冷静に数値を分析する姿勢が必要だ。
 

◆「減らす方がよい」と「やめるべきだ」が計41%、というまとめ方をどう思いますか?

と問うて都合のよい数値だけ強調した作為性にきちんと気付く。そんな子どもたちを育てていきたい。

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辞任騒動では菅首相の負け

菅首相は、次のように発言した。

 「震災への取り組みに一定のメドがついた段階で、若い世代のみなさんにいろいろな責任を引き継いで頂きたい」

 水面下でどのような発言や画策があったかどうかは分からないが、民主党代議士会での発言はテレビカメラを通して報道された。

 この発言を聞いた時の自分の第一の感想は

◆いつ辞めるとは言っていないぞ!
◆そもそも辞めるとも言っていないぞ!

 でも、その夜のニュースは辞任の時期を補正予算成立後のように勝手に解釈していた。
そして、すぐに鳩山氏や岡田氏のコメントで「言った」「言わない」のドタバタになった。

 言ったか言わないか、で判断すれば菅首相が正しい。
 菅首相は、代議士会の場では「言ってない」のだ。
 玉虫色発言に振り回された反対派のミスだ。
 まあ「皆まで言うな」と言質を取らなかった武士の情けをかけたのかもしれない。

 しかし、やはり「菅さんの負け」である。

 フィンランドメソッドに詳しい北川達夫氏の講演の記録をまとめたことがある。

 そこで、次の3点をピックアップした。

◆相手がきちんと納得するように論理を組み、相手が理解できるよう表現する。
◆どんなに論理的でも相手が納得しなければだめ
◆表現の正しさ・論理の正しさよりも、相手に伝わる言葉かどうかが大事


 菅さんの発言は、論理的には問題ない。
 しかし、相手には伝わっていないし、相手は全く納得していない。
 論理的に問題がないとしても、信頼は失われる。
 一度は信じた反対派は、裏切られたショックが大きい。菅さんの発言を二度とは信用しないだろう。
 そこまで不信感を増幅させたマイナスを考えたら、圧倒的に菅さんは不利だ。

 これはアサーテイブ・アサーションとも似ている。

 強気で自分の正当性を主張しても反感を買うようなやり方は結局自分を不利にする。
 管さんや執行部が「玉虫色の発言」で延命工作に成功したなどと思っているとしたら大間違いである。
 菅さんの主張は、パッシブ=攻撃的とは言えばないが、結局か自分の都合のみをごり押ししている。
 相手の意見をい受け入れるアサーテイブとは正反対だ。

 週末になって、辞任の時期について新たなニュースが出てきた。菅さんの側も、さすがに分が悪いと考えたのだろう。
 でも失った信頼は戻らないぞ。

とはいえ、不信任案に賛成しようとした自民公民も、民主党一部も問題がある。
 菅首相の代わりに誰をリーダーにするかを明確にしていないから賛成で合意できるだけで、その後の展開まで合意できるわけがない。
 賛成側に回るはずだった民主党一部が、谷垣総裁まで推すはずがないのだから、不信任案が賛成多数で可決されたら結局は次のリーダーが決まるまで政治空白が起きる。
 そんなことは分かり切ったことなので、民意は不信任案を支持しなかった。
 あたりまえだ。
 菅さんのうやむや発言も問題だが、自公民案に賛成しようとした民主党一部にも問題はある。
 原発を推進させてきたのは、そもそも自民党だったのだから、自己反省のない自民党も信用できない。

 だから、どこに反対・賛成というのでなく、みんなでまとまってやってもらうしかないのに。
 の次の

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