糸井重里氏と西條剛央氏の震災支援プロジェクト
たまたま「カーサブルータス」という本に目が留まった。
「ニッポン再生の参考書」というタイトルに惹かれた。
特集の中で、たとえば、糸井重里氏の対談があって、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げている西條剛央氏との出会いが出てくる。
帰宅して、糸井氏の「ほぼ日刊イトイ新聞」での震災関連の特集ページを見ることができた。
http://www.1101.com/20110311/index.html
5月13日付の『セキュリテ被災地応援ファンド』については、次のように書いてある。
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でも、「忘れちゃいけない相手といっしょに何かする」
これなら、忘れようが忘れまいが、忘れられません。
なんというか、縁組みしちゃうというようなことかな。
「ほぼ日」は、そういうことをやっていくようにします。
そのうちのひとつが、震災から光の射すほうを見つめて、
よいしょっと立ち上がり歩きはじめた人たちの事業に、
出資をすることにしました。
『セキュリテ被災地応援ファンド』といって、
最低申し込み金額は、10500円。
出資金が5000円で、応援金(寄付)が5000円ですから、
誰でも「出資者」として参加できそうです。
むろん厳しく「分配」を期待しないでね、
という感じではありますけれど、
「出資者」が事業を見守るのは当然のことで、
うまく行くこと行かないことを、
何年という単位で見続けることになります。
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また、西條氏との対談集を目にすることができた。
http://www.1101.com/funbaro/index.html
西條氏は「家電プロジェクト」「ガイガーカウンタープロジェクト」「重機免許取得プロジェクト」などに取り組んでいる。
被災者のニーズに対応した支援を次々に立ちあげている。
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つまり、被災地支援においては「まったくマッチングがなされてない」ということが、最大の問題なんです。
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という西條氏のセリフにうなり、家電に送り主の名前を添えて送る方法についての次の会話もうなってしまった。
西條:支援するほうも 送ったテレビが誰に使われてるのか わからない、
どこかに山積みになってるかも‥‥なんて思ったら、 次から、送らなくなりますよね。
糸井: 西條さんたちのプロジェクトには つねに「人の理解」が根っこにありますね。
西條:はい、「人間の心」に沿っていれば自然とうまくいきます。
そうじゃないと、 必ず無理が生じて、続かないんです。
糸井:なるほどなぁ。
西條:だから、ぼくらは「人が人を支援する」という考えかたを基本にしているんです。
人間は「忘れてしまう動物」ですけれど人と人との間に縁が生まれれば
それが絆となって、 絶対に「忘れる」ことには、ならない。
・・・・まだまだ自分の知らないことが多いし、知らないところで世の中がどんどん動いていることを実感する。
もっともっと自分の生き方に加速をつけないと!
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Comments
What we must never forget about the Inernet though, is that currently it is not policed. Exammples of this straightforward approach are, "Sale on all sweaters this weekend," "Master jazz pianist plays live this Friday" and "The seven secrets of a profitable business. Practice the games before playing so that you dont lose in the competitions.
Posted by: microsoft points gratuit | May 24, 2014 11:40 AM