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March 24, 2013

学級経営・学習指導の基盤は「楽しいことをする」に尽きる

 1 「楽しいことをする」が95%  

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~『学級づくりー集団への対応Q&A事典』(絶版中)より~

向山洋一氏は、学級経営で最も大切なことをたった1つあげるとしたら、というQに対し、どう答えているでしょうか?

 正解は、「楽しいことをすること」です。

 そして、学級経営における楽しいことをする」と「管理をする」の比率についても、回答しています。
向山学級は、「楽しいことをする」と「管理する」の比率はどのくらいでしょうか?


◆「私の精神としては95パーセントと5パーセントです。
管理することが5パーセントで、楽しいことが95パーセントだと思います。」
「(質問された先生の比率が)3:7だったというのは、実際はウソでしょう。
子どもから言わせたら、管理100パーセントと感じられると思いますね。


2 「好き」という感情が「理解」「思考」「記憶」を促す

  ~『脳に悪い7つの習慣』より~

◆脳では、情報に対して最初に「好きだ」「嫌いだ」といった気持ちが発生する。
「嫌いだ」というマイナスのレッテルをはると、脳はその後に控える「理解」「思考」「記憶」という過程で、そのレッテルに引っ張られ、考えたり覚えたりする機能がしっかり働かなくなる。

◆一方自分が好きな事や自分のためになると感じることに対しては、頭がよく働いて、いいパフォーマンスを上げられる。

・・・第一印象の「好き・嫌い」が、その後の1年間の学級経営・教科経営を左右します。
 だからこそ、最初の出会い・最初の授業が大事なのだと脳科学が実証しています。
 「先生が好き」「授業が好き」という第一印象を与えることが大事です。

3 楽しいことをするとドーパミンが出て強化される 

~茂木健一郎『脳を活かす勉強法』その他より~

◆何かをやっていて、うれしいとドーパミンが出ると、快感を生み出す行動が次第にクセになり、繰り返していくうちにその行動が上達していく。→これを「強化学習」と呼ぶ。

◆ ドーパミンが出て、喜びを感じると、人間は変わります。だから、子どもはしかっているだけでは伸びないんです。褒めてあげないといけないんです。

4 ドーパミンを放出させるコツは、「目標レベルの設定」

 簡単にできてしまうことをやり終えてもドーパミンは出ないそうです。
 これは「学習レデイネス」と同じですね。
 学習に一番最適なのは、今の自分より少しだけ高いレベルです。。
 難しすぎる目標でも途中で投げ出してしまいます。
 
 「全力を出し尽くした時に、やっとできそうなレベルを目指す」

 些細なことにも全力を尽くすクラス
 常にチャレンジし、低いレベルで妥協しないクラス
 切磋琢磨できるクラス
を築くために必要なのは、振り出しに戻りますが「楽しいことをする」なのだろうと思います。 

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