選挙に行く子を育てているか
今回の参議院選挙も、相変わらずの低投票率だった。
低投票率は「誠に残念」 新藤総務相
2013.7.23 13:16
新藤義孝総務相は23日午前の記者会見で、参院選の投票率が52・61%と歴代3番目の低さだったことについて「インターネット選挙運動解禁という新たな取り組みがあった中で、誠に残念だ」と述べた。同時に「争点の有無などが影響した」と述べ、明確な争点がなかったことが国民の関心の低さにつながったとの認識を示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130723/plc13072313180015-n1.htm
今回の選挙の結果ではないが、20代の投票率は40%以下が続いている。
http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/693/
さて、2001年2月3日 西尾市で行われた教育シンポジウム
当時文科省の寺脇研氏のお話があった。
◎いくら小選挙区制を覚えさせたって,選挙に行く子を育てなければ意味がない。
◎いくら歴史の年号を覚えさせたって過去の歴史から学ばない子では意味がない。
若者の投票率の低さ・若者の選挙への関心の低さは、我々教師の指導の甘さであると猛省しなくてはならない。
「近頃の若者は困ったもんだ」と他人事で批判する立場ではない。
そのような若者を育てた責任を自分のこととして考えなくてはならない。
学校では、どのような指導が必要になるのだろうか。
しっかり考えてみたい。
もちろん、「教師が選挙に行く」ことは、一丁目一番地である。
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