« March 2014 | Main | May 2014 »

April 29, 2014

児童の発達の段階に応じた国語の指導

「言語活動の充実」というと、水戸部氏の主張する「単元を貫く~」がメインになるように思いがちだが、文部科学省のHPを見る限り、決して、そのような「活動」だけを推奨してはいない。
 一次資料は、「言語活動の充実に関する指導事例集【小学校版】」であろう。

そもそも「目標」あっての「言語活動」であるが、その「目標」の一例が、文科省のHPからも分かる。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/gengo/1300859....

第3章 言語活動を充実させる指導と事例
(1)児童の発達の段階に応じた指導の充実


================
(前略)具体的な言語活動を実施する場合にも,児童の発達の段階に配慮する必要があり,例えば以下のような点を参考にすることが望まれる。

【低学年】
○主語と述語(例えば,性質,状態,関係など)を明確にして表現する。
○比較の視点(例えば,大きさ,色,形,位置など)を明確にして表現する。
○判断と理由の関係を明確にして表現する。
○時系列(例えば,まず,次に,そして,など)で表現できる。
○互いの話を集中して聞き,話題に沿って話し合う。
○書いた物を読み合い,よいところを見付けて感想を伝え合う。
○文章の内容と自分の経験とを結び付けて,自分の思いや考えをまとめ,発表し合う。
==============

・・・・低学年で主語述語・比較・判断の理由・時系列とかなり盛り沢山だ。
のんきに吹き出しやペープサープなんてやってる場合じゃない。

===============
【中学年】
○判断と根拠,結果と原因の関係を明確にして表現する。
○条件文( 例えば,「もし,○○○ならば,△△△である)で表現する。
○科学用語や概念を用いて表現する。
○互いの考えの共通点や相違点を整理し,司会者や提案者などの役割を果たしながら,進行に沿って話し合う。
○書いた物を発表し合い,書き手の考えの明確さなどについて意見を述べ合う。
○文章を読んで考えたことを発表し合い,一人一人の感じ方について違いのあることに気付く。
【高学年】
○演繹法や帰納法などの論理を用いて表現する。
○規則性やきまりなどを用いて表現する。
○互いの立場や意図をはっきりさせながら,計画的に話し合う。
○書いた物を発表し合い,表現の仕方に着目して助言し合う。
○本や文章などを読んで考えたことを発表し合い,自分の考えを広げたり深めたりする。
================

・・・上記のような力(表現の型)を身に付けるためには、読解教材において、
◆「もし~ならば」を用いて反対意見を述べてみよう。
◆「この説明文の判断と根拠・結果と原因の関係を明確にしてみよう」
◆「あらすじを時系列にまとめてみよう」

のような活動を繰り返し、習熟する必要がある。
 相当な指導と訓練が必要だ。
 「国語って、何を教えたらいいか分からないなどと言い訳している場合じゃない。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

「努力で幸せになれますか」

Photo


 「勝間さん、努力で幸せになれますか」

 少々古いが、勝手に書いている「努力論」を考えるのに、よい書物だった。

 「不安時代の幸福論」とコピーがあるように、「努力論」は「幸福論」につながることがよく分かる。

 「努力で幸せになれますか」という香山氏の問いは、挑発的である。
 また、次から次へとゆさぶりの質問が続く。
 「ああ言えばこう言う」タイプの意地悪が続いたと言ってもよい。

 勝間氏の解答は、ぶれがなかった。
 確かに努力しなくとも得られる程度の幸福はあり、努力しても幸福が得られないこともある。
 だから、「努力しないよりは努力した方が、幸せになれる確率が高くなる」という勝間氏の解答で、十分だと思う。
 多くの人は、その程度の「努力」を望んでいる。
 もちろん、誰しも「楽したい」という思うもあるが、大人なら「楽しているだけでは食っていけないよな」と分かる。
 運が良ければ楽しても食っていけるが、そうでないなら少々の努力(労働)をするほかない。
 
 勝間氏の言う「努力しないよりは努力した方が、幸せになれる確率が高くなる」は、かつて紹介した次の言葉と同じ考え方だ。

◆「努力した者が、皆成功するとは限らない。しかし成功した者は、皆努力している。」
◆「あきめずにがんばったから、必ず夢がかなうとは限らない。しかし夢をかなえた人は、皆あきらめずにがんばった」

 香山氏が、このような考え方をどう思うのか、勝間氏にぜひ聞いてほしかった。
 それに、香山氏だって立派な医者だ。
 医者になるためにそれなりの努力をしたはずだ。
 「香山さんは、努力しないで医者になれましたか?」
とぜひ聞いてみてほしかった。
 勝間氏も、ただただ解答に専念せず、時に切りかえしたり、問い返せば、香山氏の本意や質問の強引さも明らかになったと思う。

 ワーカーホリックになって精神的に病んでしまった人たちも目の当たりにすれば、誰だって
◆「そんなに働かなくてもいいじゃないか」
◆「そんなに努力しなくてもいいじゃないか」
◆「そんなに幸福にこだわらなくてもいいじゃないか」
と思う。

 でも、病になった一部の人たち(勤労も納税も猶予されてる人たち)へのメッセージを一般化して、全ての人に無限定に、「働かなくてもいいじゃないか」「努力しなくてもいいじゃないか」と呼びかけるのは無理がある。
 それでは現在の社会経済は成り立たなくなる。病んだ人を支えるための社会保障も破たんする。


 言葉のすりかえは要注意だが、

(1)「努力で幸せになれますか」の「努力」を「努力の対価」としての「お金」に変えてQAにしてみる。

Q「お金で幸せになれますか」
A「ないよりはあった方が、さまざまな幸せを入手できる」
 「ただし、お金さえあれば幸福になるわけではない」


(2)「努力で幸せになれますか」の「幸せ」を「お金を得る」に変えてみる。

Q「努力でお金を得られますか」
A「努力しなくてもお金が入るかもしれないが、努力した方がお金が入りやすい」
 「ただし、努力しすればしただけお金が得られるわけではない」

(3)「努力で幸せになれますか」の「幸せ」を「成功」に変えてQAにしてみる。

Q「努力で成功しますか」
A「努力しないよりはした方が、成功の可能性は高まる」
 「ただし、努力さえすれば成功するわけではない」


(4)「努力で幸せになれますか」の「努力」を「成功」に変えてみる。

Q「成功で幸せになりますか」
A「成功しなくても幸せかもしれないが、成功した方が幸せを得やすい」
 

・・・多くの大人にとっての「幸福論」「努力論」「成功論」「労働論」は同じかもしれない。

 勝間氏の著作は、「ビジネスのハウツー」=「成功のハウツー」になっているが、それなりの「努力」を求め、「ハッピーライフ」につなげている。

 その「努力」の中身が「システム化」や「効率化」だけでは、味気ないかもしれない。
 しかし、システム化や効率化の努力で得られる「幸せ」も世の中にはたくさんある。
 
 勝間氏にあこがれて努力するかどうかは、自己責任である。
 勝間氏と同等の努力をして年収がアップしなくても、それは自己責任である。
 勝間氏が紹介するちょっとした努力が自分のまねできる範囲なら、やってみればいい、それぐらいのものだと思う。そのさじ加減が分からないと、香山氏のお世話になりかねないのだ。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

April 27, 2014

 「説明」だけでは、授業にならない

 教師は、いつも教えたい内容をもっています。では、教えたい内容を、どう提示すればよいでしょうか。
 準備が足りないと、どうしても「説明」で押し切ろうとしてしまいます。
 説明主体(講義調)の授業は、教えたつもりになっているだけで、子どもが理解していないことが多いです。プレゼン型の授業というと、かっこいいですが、聞いているだけでは子どもは退屈です。
 
 「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。やったことは理解する」とも言われます。

=====================
 子どものためを思って、熱心に、懇切丁寧に、じっくりと、何度も説明する先生は、実は子どもを算数嫌いにしている。
 先生が説明すればするほど、子どもは分からなくなる。
 このことを受け入れられる先生は、授業が劇的に改善される。
 子どもから言われるだろう。
 「先生の算数、よく分かる!」
 説明は短ければ短い方がよい。目標は10秒。理想は0秒。
 どう進めるのか。ポイントは「作業指示」である。
  「教室ツーウエイ」2013・4月号 P50 木村重夫氏論文より
======================

◆教えたい内容を、発問の形にして問いかけ、考えさせる(子ども自身の言葉で言わせてみる)。
 ◆聞くだけでなく、復唱させる・ノートに書かせる。
 ◆記憶の印象に強くするために、視覚に訴える。
 ◆実際に作業させたり、テストをしたりして理解したかどうかを確認する。

といった工夫が必要です。どんな活動・どんな作業指示を与えるかで、授業の流れが変わります。

===================
 ①自分の意見をノートに書きなさい
 ②挙手してもらいます
 ③お隣同志、意見を言い合いなさい
  そして、「指示」の後の学習活動を取り上げて、具体的に褒めること。
  ここまでがひとつのサイクルである。  
        「教育トークライン」2014年3月号P34
===================

 ①挙手・発言させる ②全員に言わせる    ③指名して発言させる ④黒板に書かせる
 ⑤お隣と相談させる ⑥グループで相談させる ⑦ノートに考えを書かせる   など

 このような作業指示も、いつも同じパターンだと子どもが飽きてしまいます。
 だからこそ「変化のある繰り返し」が大切になります。
 単調な繰り返しにならないよう、テンポよく指名したり、じっくりノートに書かせたりと作業のさせ方を工夫する必要があります。
 そのように、いろいろ変化させていく中でも、全員立たせたる場面やノートに書かせる場面がおおよそ決まってくると、授業の型が安定し、子どもたちも落ち着いて授業に取り組めます。

※なお「説明0秒の授業」というのは、作業を繰り返す中で、子どもに学習内容を体得させる授業のことです。


 「効果10倍の<教える>技術 授業から企業研修まで(PHP新書)」という本があり、この第1章には以下のような記述があります。
==================  
 約二千五百年前にあの有名な老子は「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」と言ったそうです。{略}この老子が言ったことを数字で表したアメリカの研究者がいました。それは、次の通りです(数字は、記憶に残る割合を表しています)。

 聞いたことは、10%   
 見たことは、15%  
 聞いて見たときは、20%
 話し合ったときは、40% 
 体験したときは、80%{略} 
 教えたときは、90%
            http://necomesi-ceo.hatenablog.com/entry/2013/02/20/004325
====================
※「教えたとき」というのは、隣の子に教えてあげるような場合だと思います。

Photo


    

| | Comments (32) | TrackBack (0)

April 20, 2014

小母方氏の騒動で「反実仮想」の重要さを知る

小保方氏の騒動で「第三者による再現」の大切さが何度も言われたことは、先に書いた。
 もう1つ、STAP細胞の擁護側から言われた言葉がある。

◆存在を前提にしない説明できない事象がある。◆

 「STAP細胞が存在しないと説明できない事象がある。
したがってSTAP細胞はが存在する」
という論理は、子どもの思考の型として、ぜひ身に付けさせた反実仮想の表現だ。

 「もしBであるならば、△になるはずだが、そうなってない。
 したがって、Bではなく、Aということが言える」

 討論や評論文で、このような表現が出てくることを目指してきた。
 Aを主張するために、B(否定A)を否定する論法だ。

 「反実仮想」を調べてみると、上記の型は出てこなかった。
「反実仮想」ては、事実とは反することを仮想(仮定)するの意味で

①もし~ならば~なのに。
②あのとき~すべきだった。
③~すれば、~できたのに。

などがあるが、評論文で書かせたい後半部
 「~△になるはずだが、そうなってない。
 したがって、Bではなく、Aということが言える」までは、なかなか出てこない。

 論証の決め手となる話形として指導してきたい。

【追記】
 今回のSTAP細胞が存在するかどうかの問題

http://nosumi.exblog.jp/20586616

によれば、

「STAP現象(←STAP細胞とは言っていない)を前提にしないと容易に説明できないデータがある。

となっている。
 そして、STAP現象でなくても説明できると批判している。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小保方氏の騒動で、「科学」を知る

 小保方氏の騒動で何度も言われたことがある。

 「第三者によって再現されなければ、科学的にその存在は認められない」

 本人が主張しているだけの間は、科学的にはその存在は認められない。だからこそ、

◆どのように取り組んだら第三者でも再現可能か、わかりやすく記述する。

◆第三者は、論文通りに実験を行い、再現できたかどうかを検証する。

 法則化論文が「実践記録」でなく「科学論文」であったことが、今回の騒動でよく分かる。

 追試可能な形で具体的に論文を書くことが求められた。
 第三者は、原実践を忠実に追試しその結果を考察することが求められた。
 そして、追試結果が原実践と異なる場合は、その原因を考える。
 よりよい結果が得られるように修正した場合は、その方法も明記する。

 追試可能な形で論文か書かれ、誰がやっても同等の結果が出るから「科学」なのだ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 05, 2014

「黄金の三日間」を支えるマイナスの三日間の戦略

 学校における「黄金の3日間」を成功させるには、その前の3日間、つまり、子どもの登校していないマイナスの3日間にやるべきことはたくさんある。
 始業式を迎える前の毎日が勝負なのである。
 大きく分けて3つが想定できる。

A 担任する子どもの事実を知る
B 担任する学年の教育内容を知る
C 担当教室の現状を知る(環境整備をする)

Aを細分化する。

1・子どもの環境調査を知る(親子・兄弟関係)
2・子どもの学習成績を知る
3・子どもの生活や行動の様子を知る(リーダーや問題児童)
4・子どもの交友関係を知る
5・学級開き(三日間)の戦略を立てる

 後になって「○○の弟だったのか」などと気が付くこともあるが、それでは、その子との出会いに失敗したと言わざるをえない。始業式早々に電話連絡してお願いをする保護者もいる。
 何を使って知るか。
 環境調査票や指導要録や申し送り用紙、旧担任からの情報である。
 時間があれば、書類やゴム印の差し替え作業を行っておいた方がいい。
 学年主任が「後でいい」と言おうと「暇だからやっておきます」と済ませてしまえばいい。

★ 差し替え作業を繰り返していると、子どもの名前も覚えやすくなる。
★ 差し替えが早めに終われば、落ち着いて書類に目を通せる。

 名簿も原簿からコピーしてもいいが、自分でPCに打ち込んでいくとよく覚えられる。
 最初は名簿順で座席を決めることが多い。
 給食当番や清掃活動も名簿順のグループで決める事が多い。
 しかし、成績や問題行動・交友関係によっては名簿順ではまずいこともある。
 最初の座席やグループでトラブルが起きては1年間困ってしまう。
 最低限「名簿順の座席で問題はないか」だけは確認しておきたい。

Bを細分化する。
1・教育課程や教科書を見る
2・教材の選別作業をする
3・書籍やネッとで、その学年の「ヤマ」教材を知る(決める)
4・当該学年の前年度の学習内容を確認する
5・授業開きの各教科の内容を決める

一括保管してある部屋からさっさと教科書や教育課程をもってきて、ざっと眺めてみると、当該学年の有名な単元などが把握できる。「この学年なら、あの実践を追試してみたいな」というようなものも浮かんでくる。
 あるいは、自分の手持ちの書籍で、当該学年に関する実践をざっと目を通しイメージを持つ。
 この学年で、どんな子を育てたいかについてのイメージを持つ。
 また、教材屋さんが持ってきた教材の山をざっと選別してみる。
 決められた学年に合わせて、すぐに使いそうなプリント類を準備して印刷をする。
 学習用のプリント・自己紹介カードや学級経営用のプリントも用意しておく。

Cを細分化する。
1・椅子・机・ロッカー・靴箱など、子ども個々の場所を確認する
 (場合によってはあらかじめ名前シールを貼る・座席を決める)
2・教卓・黒板・掲示板・背面黒板・カーテンなどを確認する
3・掃除道具・ビデオデッキ・コンセント・延長コードなどを確認する
4・ガラスの破損、画鋲、フック、木片など危険箇所を確認する
5・教室保管のグッズ・掲示物を準備する

 とにかく担任が決まったら教室やくつ箱を自分の目で確かめる。
 1~4などは前年度の教室管理者の仕事であるが、文句を言っても仕方ないので黙ってやる。
前年度の教室管理者の私物等がある場合は、固めておく。(ということは、自分の元の教室の後始末については文句を言われないように万全を期しておく。好意で残しておいた便利グッズでも嫌がられることがあるので全面撤去しておくべきである)。
 何もない教室で、子どもが初めて教室に入って来る時に、どんな状態にしておくかを決める。
 
・黒板に何を書くか(メッセージ・座席の案内・先生が来るまでの指示等)。
・何を掲示しておくか(カレンダーや花など)。

①自分用の文房具と貸出用の文房具・修理道具の確保
②プリント(自己紹介カード)・画用紙・原稿用紙の準備
③ゴミ袋・雑巾・掃除道具の置き場所の確認
④カレンダー(日めくりや、年間)や、ポスターなどの掲示物の確保
⑤背面黒板や掲示コーナーの計画
(背面黒板に時間割等の表を作る場合は、ビニルテープが便利)
(学年通信や給食献立表等を掲示する台紙やタイトル掲示板)
⑥係りや当番表の準備
⑦ICT機器等の動作確認(延長コードやケーブルの始末)
⑧クジや抽選棒やトランプの準備。
⑨学級文庫の補充
⑩教室保管教材や授業ファイル等の置場の確保

 100円グッズなら複数購入できる。本立てとかクリアケースとかは複数揃えると、統一感があってよい。
 最近の100円ショップ商品はレベルが高い。

| | Comments (885) | TrackBack (0)

4月13日、春日井でも教え方セミナーを開催します

 楽しく知的な授業で、子どもと保護者の信頼を獲得しましょう。 
 ご存知のように、新年度が始まって最初の三日間を「黄金の三日間」と呼びます。どんな子どもでも、最初の三日間は騒がずに先生の言うことを聞くからです。これから1年間通用する約束事やルールを、ここできちんと決めておくことで、その後の1年が決まると言っても過言ではありません。

 さて、教師の生命線は「授業」です。黄金の三日間に続く各教科の授業は、楽しく知的でなければなりません。その後の1年間の学習ルールを確定する大事な時期でもあります。
 「授業の腕をあげる」ためには、発問、指示の原則を学ぶこと・リズムとテンポをつかむことなどがありますが、その大半は本を読んだだけでは伝わりません。

 4月13日のセミナーは、授業づくりのヒントが満載です。授業の基礎基本、教師の立ち位置や目線・言葉のかけ方などをライブで学び、子どもと保護者の信頼を獲得しましょう。授業を腕を上げることが一番の学級経営術でもあります。

【予定講座】

第1講座 授業の基礎・基本(1) ~「リズムとテンポ」のある授業は、快感を伴い、やる気を促す~

◆リズムとテンポで巻き込む音読指導
 ◆1分で子どもに学力をつけるフラッシュカードの実演
 ◆1分で数概念を習得させる百玉そろばんの実演
 ◆習得のシステムを身につけさせる漢字指導
 ◆楽しく覚える暗唱指導
 ◆テンポよく進め、ルールを定着させていく五色百人一首の実演

第2講座 授業の基礎・基本(2) ~原理・原則を踏まえた授業は、子どもを引きつける~
◆パーツで組み立て、「できたらほめる」を積み重ねよう。
◆脳科学の知見を取り入れた「セレトニン対応・ドーパミン対応」を心がけよう。     
◆「一時に一事」「簡明」「細分化」「個別評定」「空白禁止」「激励」などの授業の原理原則を意識しよう。   
◆授業の腕を上げるためのお薦め文献を知ろう。

第3講座 授業の腕を磨くために、サークル体験をしてみよう(模擬授業・フラッシュカード実技講習等)。

第4講座 QA講座 

日 時:2014年4月13日(日曜) 

午後1時30分~4時30分(午後1時受付開始)

会 場:高蔵寺ふれあいセンター
JR中央線高蔵寺駅南口より徒歩5分・駐車場もあります。

資料代:1000円(学生500円)

主 催:TOSS春日井

後 援:春日井市教育委員会・愛知県教育委員会

申し込み先 
vzb17067@nifty.ne.jp

| | Comments (9) | TrackBack (0)

« March 2014 | Main | May 2014 »