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April 20, 2014

小母方氏の騒動で「反実仮想」の重要さを知る

小保方氏の騒動で「第三者による再現」の大切さが何度も言われたことは、先に書いた。
 もう1つ、STAP細胞の擁護側から言われた言葉がある。

◆存在を前提にしない説明できない事象がある。◆

 「STAP細胞が存在しないと説明できない事象がある。
したがってSTAP細胞はが存在する」
という論理は、子どもの思考の型として、ぜひ身に付けさせた反実仮想の表現だ。

 「もしBであるならば、△になるはずだが、そうなってない。
 したがって、Bではなく、Aということが言える」

 討論や評論文で、このような表現が出てくることを目指してきた。
 Aを主張するために、B(否定A)を否定する論法だ。

 「反実仮想」を調べてみると、上記の型は出てこなかった。
「反実仮想」ては、事実とは反することを仮想(仮定)するの意味で

①もし~ならば~なのに。
②あのとき~すべきだった。
③~すれば、~できたのに。

などがあるが、評論文で書かせたい後半部
 「~△になるはずだが、そうなってない。
 したがって、Bではなく、Aということが言える」までは、なかなか出てこない。

 論証の決め手となる話形として指導してきたい。

【追記】
 今回のSTAP細胞が存在するかどうかの問題

http://nosumi.exblog.jp/20586616

によれば、

「STAP現象(←STAP細胞とは言っていない)を前提にしないと容易に説明できないデータがある。

となっている。
 そして、STAP現象でなくても説明できると批判している。

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